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3分間スピーチ

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R・Tさん(♀)

私には2人の子どもがいるが、それぞれ個性が大きく異なり、同じように接することの難しさを日々感じている。上の子はのんびりとしたタイプで、立つことや歩くこと、話すことなどをゆっくり身につけていった。一方、下の子は何事も素早く、立つ・歩く・走るといった動作も早く習得し、フットワークも軽く、お願いごともすぐに対応してくれる。ただ、イヤイヤ期もあり、言うことを聞いてくれない場面も少なくない。そうした時は、ご褒美を使って乗り切ろうとすることがあるが、上の子は「ご褒美があるから頑張ろう」と思えるのに対し、下の子は「先払い」でないと動いてくれないことが多く、まだまだ試行錯誤を続けている。このように、同じ我が子であっても性格や個性が違うため、より良いコミュニケーションをとるのは容易ではない。皆はどのようにより良いコミュニケーションを意識しているだろうか。私は口下手なこともあり、特に仕事では「過不足なく伝えること」「相手に不快感を与えないこと」を意識している。報連相や情報共有の場面でも、相手の性格や理解の仕方、その事柄への関心度に応じて伝え方を工夫できればと考えている。例えば、数字による説明が分かりやすい人もいれば、色分けや図解など視覚的に示した方が理解しやすい人もいる。同じ言葉であっても受け取り方は人によって千差万別である。だからこそ、これからも相手に合わせた工夫を重ね、より良いコミュニケーションを実現していきたい。

M・Iマネージャ(♀)

市区町村ごとに実施している給付制度の対象となったので申請をした。先ずは窓口に説明を聞きに行ったところ、制度の説明が書いてある紙一枚を渡され、申請方法は記載されているQRコードから申請するという簡単なものだった。最近はこんなに楽に申請ができるのかと驚いたが、実際に家に帰ってやってみると説明の通り確かに簡単なものだった。あまりに簡単すぎて逆にこれで大丈夫なのだろうかと少し心配になるくらいであった。というのも、申込み完了のメールが届く訳でもなく、申請履歴が見られる訳でもなかったからである。不安に思いながらも3週間程待っていたところ、見知らぬ番号からショートメールが届いた。長文だったので迷惑メールかと思ったが、申請した給付の支給決定通知であった。紙で来ると思ってもいたためこの通知方法にも驚いた。ただ、内容を確認してみると決定した旨が書いてあるだけで、この後どのようにして支給されるのかは相変わらず分からないままだったため不安な気持ちは解消されなかった。それから今は2週間程経つが、特に続報もなく待ちの状態である。制度自体は非常にありがたいし、申請方法の手軽さも良いとは思うが、もう少し詳しい案内があれば安心して待つことができるのではないかと感じた。私も総務を担当している上で社員の皆から様々な申請を出してもらう立場である為、申請の仕組み作りや案内の難しさはよくわかる。このような体験を生かし、申請する側の目線になってより簡単な申請方法やわかりやすい案内ができるように心がけていきたいと思う。

M・I支店長(♂)

IPAから「応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験におけるCBT方式での実施について」のお知らせが掲載された。CBT方式は、受験者が試験会場に赴き、用意されたパソコン画面で問題を読み、キーボードとマウスを用いて解答する。令和8年度(2026年度)の試験から移行する予定とのことだ。CBT方式における私が考えるメリットは3点である。1つ目は午後試験の記述式・論文で、文章の挿入や削除、構成の入れ替えが容易に行えることである。2つ目は漢字の書き取りによる減点リスクが軽減されること。キーボード入力で変換機能を活用できるため、漢字の正確さを気にせず解答できる。3つ目は、設定された期間の中で自分の都合に合った日時と会場を選んで受験できることである。これにより、仕事やプライベートの予定との調整が容易になり、受験のハードルが大きく下がる。一方で、デメリットもある。紙の試験では問題用紙の余白に図やキーワードを自由に書き込めたが、CBTではこれができず、情報整理がしにくい。また、複数ページにわたる長文問題では、紙の冊子であれば全体像を素早く把握したり関連箇所を簡単に見比べたりできたが、CBT方式ではマウスのスクロールやクリック操作で行う必要があり、紙媒体に比べわずらわしさを感じる可能性がある。さらに、公表されている情報は今後変更される可能性がある点にも注意が必要である。来年以降に受験を予定している方は、最新情報を確認し、自分にとってのメリット・デメリットを把握しておくことが望ましいだろう。

K・A取締役(♂)

身体づくりといえば、適度な運動や十分な睡眠に加え、食事の重要性が語られることが多い。特に健康意識の高い人は、油っぽいものを控え、野菜を多く摂取し、肉よりも魚を選ぶ傾向にある。その中でも近年注目されているのが「食物繊維」である。研究によれば、腸内細菌は健康や寿命に深く関わっており、食物繊維がその活動を支えている。食物繊維は豆類、きのこ、緑黄色野菜などに豊富に含まれ、腸内のビフィズス菌やロゼブリア菌の餌となる。これらの腸内細菌が食物繊維を分解すると、短鎖脂肪酸と呼ばれる体に有益な物質が生成される。短鎖脂肪酸の1つである酢酸は、肥満の抑制や代謝改善に効果があるとされ、さらに若返りや長寿の可能性とも結びついている。もう1つの酪酸と呼ばれる短鎖脂肪酸は、腸のバリア機能を高め、炎症を抑える働きを持ち、コロナウイルスを含む感染症にかかりにくくし、重症化を防ぐ効果があるという報告もある。つまり、腸内環境を整えることは、単なる消化や排便のためではなく、免疫力の維持や老化防止、さらには生活習慣病の予防にまでつながる重要な要素であると言える。老化を防ぐための身体づくりの第一歩として、日々の食事に食物繊維を意識的に取り入れることが不可欠である。小さな積み重ねが将来の健康を支えると考え、今日から実践してみてはいかがだろうか。

Y・Oさん(♀)

この1ヶ月ほど、子どもが通う保育園に外国から来た女の子が在籍していた。彼女は日本語が分からず、私の子どもも英語が分からない。言葉が通じないはずなのに、在籍最終日、園長先生から「彼女が特別にプレゼントをくれた」と聞かされた。ちょうど帰るタイミングが重なり様子を見ていると、言葉はなくともボディランゲージで通じ合い、楽しそうに笑い合っている姿があった。話を聞けば、三つ編みの仕方や園の教材の遊び方を教えてあげたり、絵本を読んであげたりと、甲斐甲斐しく世話を焼いていたらしい。普段は好奇心旺盛で落ち着きがなく、人の話をあまり聞かないため「手がかかる」と思っていた。しかしこの出来事を通じて、人に譲れる優しさや友達を引っ張るリーダーシップを持ち、多くの仲間から好かれる存在へと成長していることを実感した。少し親バカかもしれないが、一人の人間として尊敬できると感じた。仕事においても、こうした存在がいることでチームの雰囲気は明るくなり、コミュニケーションが円滑になり、プロジェクトの進行もスムーズになるのではないだろうか。人への気配りや優しさを忘れず、私自身も日々取り組んでいきたい。ちなみに、彼女からのプレゼントは「ドリームキャッチャー」であった。ネイティブアメリカンに伝わるお守りで、悪夢を取り払い良い夢を運んでくれるとされている。活発な息子を守ってくれるだけでなく、この出来事そのものが私にとってのお守りにしたい。

Y・Iマネージャ(♂)

先日、プロ野球の阪神タイガースが両リーグ最速で優勝を決めた。今年の阪神のテーマは「凡事徹底」であり、その意味は「なんでもない当たり前のことを徹底して行う」というものである。守備においてはゴロ処理やバント、走塁といったプロなら当然できるプレーを徹底的に練習・見直しし、1点を取る、1点を守る野球を心掛けていたそうだ。また、若手育成やレギュラー陣の固定など、各選手の役割分担が明確であったことも成果につながった。さらに試合後のミーティングに力を入れ、特に負け試合を細かく分析したという。若手選手のエラーで敗れた場合も、責めることはせず「なぜそうなったのか」をチーム全体の責任として捉えた。自分がミスしなかったから良いのではなく「自分ならどうするか」「ミスを未然に防げたか」「ミス後にリカバリできたか」と考える姿勢が重視された。個々のプレーであっても、チーム全体で共有し学ぶことが大切だとされていたのである。仕事も同様で、トラブルが発生したときにチーム内、事業部内、さらには会社全体としてどう考えられるかが組織の力となる。当事者意識を持つことで、会社としてTWSが一つにまとまれるのではないかと感じた。

M・Tさん(♀)

私はこれまでの生活や仕事を通じて、コミュニケーションの大切さを強く実感してきた。仕事において気になることをそのままにしてしまうと、ミスやトラブルにつながる可能性が高まる。しかし、自分の中で話を整理し相手に相談すれば、それを防げるだけでなく、新たな気づきを得たり業務が効率よく進んだりすることも多い。さらに、ただ言葉を交わすだけでなく、伝え方や態度を工夫し、お互いが気持ちよくやり取りできるよう意識することも重要である。口調や表情、ちょっとした気遣いによって、相手との関係はより良いものとなると実感している。社訓にもある「人と人とのコミュニケーションを取り、社会に貢献する」という言葉のとおり、日々のコミュニケーションを大切にすることは、信頼関係や助け合いを育み、ひいては社会への貢献につながると考える。これから私自身、出産・子育てという新しい生活を迎えるにあたり、家庭の中でも思いやりのあるコミュニケーションを心がけたい。そして、子どもにとって良いお手本となれるよう、自らの言動を意識しながら、日々を丁寧に過ごしていきたい。

H・Yさん(♀)

最近、子供のスポーツチームに関わる中で嬉しい出来事があった。新しくメンバが加わり、その保護者も見守りに参加してくれるようになったのである。すると、これまで私たちが「少し危ないな」と思いつつ見過ごしていたことに、すぐ気づいて声をかけてくれたのだ。例えば、日よけ用テントの支柱が出っ張っていて子供がつまずきそうになっていたことや、ベンチの位置を動かしたほうが安全だという提案である。「これ、移動してもいいですか」と尋ねられ、私たちも「もちろん」と応じた。その瞬間、新しい視点の大切さを実感した。私たちは慣れから「大丈夫だろう」と安易に考え、危険を後回しにしていたのかもしれない。だからこそ、新たな気付きを無駄にせず、すぐ行動に移せたことが危機回避には重要であった。これは仕事においても同じで、新しいメンバや他部署からの意見をただ聞くだけで終わらせず「今すぐやってみよう」と動くことが、安全で働きやすい環境づくりやチームの成長につながるのだ。

スピーチで緊張しない方法が紹介されていたのをきっかけに、周囲の人はどう実践しているのかを聞いてみた。テーマだけを決めて起承転結で話す人もいれば、全文を丸暗記して臨む人もおり、方法は様々である。私は後者の丸暗記派だが、これまで上手くいった試しがない。思い返せば、昔「外郎売」という朗読を時間内に発表する機会があったが、丸暗記で臨んだ本番では緊張で頭が真っ白になり、言葉が飛んで沈黙だけが流れるという大失態を経験した。年齢を重ねた今は多少の対応力がついたと思いたいが、実際には相変わらずで、むしろ最近は悪化しているようにすら感じる。例えば、スピーチではないが、バレーの試合中にチームの流れが悪くなりタイムをとっても、鼓舞する一言すら出せず締まらないまま終わることが繰り返されている。それでも、めげずに事前準備を怠らず、言葉に詰まっても何とか絞り出す努力を続けていきたい。

D・S部長(♂)

最近、懇親会などで皆と会話をしていて気づいたのだが、以前に比べて未来の話をしなくなっているように思う。以前は「今後〇〇したい」「数年後には〇〇の状況になっているだろう」といった話題を、気軽に、時には熱く語り合っていた記憶がある。未来について語らなくなった背景には、便利な環境や情報が身近に整い、現状を容易に把握できるようになった反面、自分の可能性やパフォーマンスを控えめに見積もり、新しい挑戦にリスクを感じやすくなっていることがあるのかもしれない。しかし、未来の話をすることは、必ずしもそれを実現する約束ではない。むしろ、それは自分の考えを整理し、仲間に刺激を与え、組織に活力をもたらす大切なきっかけである。未来を語ることで、お互いの視野が広がり、新しい行動や協力関係が生まれる。小さなアイデアや夢の共有が、やがて大きな成果や変化につながることもあるだろう。だからこそ、私はあえて呼びかけたい。どうか、今一度立ち止まり、自分がどんな未来を思い描きたいのかを考えてほしい。そして遠慮せずに、それを声に出してほしい。未来について話をしよう。