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3分間スピーチ

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S・Oさん(♂)

今年で私は社会人歴10年目を迎える。新卒からITエンジニアとして働いてきたため、プログラマおよびシステムエンジニアとしてのキャリアも同じく10年となる。現在ではプログラムも不自由なく書けるようになり、自信をもって業務に取り組めているが、働き始めた当初はまったく仕事が進まず、当時の先輩方には多大な迷惑をかけてしまっていた。私は座学や机上の勉強があまり得意ではなく、業務を進めるうえで必要となる言語の仕様やフレームワーク、製品そのものの仕様についても、なかなか理解が進まなかった。結果として、がむしゃらに手を動かし、トライアンドエラーを繰り返すことでしか前に進めなかった。しかし今思えば、この方法こそが自分に合った学び方であり、実力をつけるうえで有効だったと感じている。というのも、頭の中で理屈をこねるより、まず手を動かし、実際に動作を確認することで理解が格段に深まったからだ。後日調べたところ、最も効果的に成長するためには、インプット(学習)とアウトプット(実践)の割合は「3:7」が理想だという。学習ももちろん重要だが、より重視すべきは実践である。まさに「案ずるより産むが易し」であり、考え込む前にまず手を動かすことが成長への近道だと確信している。学びの成果は、実践してこそ意味を持つ。インプットとアウトプットのバランスを意識し、実践を通じて学びを深めていくことを、これからも意識していきたい。

M・Iマネージャ(♀)

先日、子どもと一緒に「キッズフリマ」というイベントに参加した。キッズフリマとは、販売者も購入者もすべて子ども自身が担うフリーマーケットであり、大人は一切介入できない仕組みになっている。私の子どもは普段から明るく、見知らぬ子にも自分から声をかけて遊びに誘うようなタイプだったため、このイベントでも楽しく買い物ができるだろうと、私は軽く考えていた。ところが、実際にはまったく異なる結果となった。入場してしばらくすると、不安そうな表情を見せはじめ、終了時間を待たずに会場から出てきて、ついには泣き出してしまった。その姿を見て勝手に「できるはず」と思い込んで、事前に丁寧な説明や準備をしなかったことを深く後悔した。よく考えてみれば、普段の買い物はセルフレジやキャッシュレス決済が中心であり、店員さんとの現金のやり取りを目にする機会がほとんどなかった。さらに、フリーマーケットという形式も初体験で「どう声をかければよいか」「何を基準に選ぶのか」など、基本的なことすら教えていなかったことに気づかされた。自分にとって当たり前に思える行動や知識も、相手にとってはまったく未知のものかもしれない。今回の経験を通じて、子どもと認識を合わせ、段階を踏んで説明をしていなかったことを反省した。仕事においても、誰かに何かをお願いする際には、まず相手としっかりコミュニケーションをとり、その人がどれくらいの知識や経験を有しているのかを正しく把握する必要がある。そして、そのレベルに応じた説明やサポートを行うことが求められる。依頼する側としては、相手とよく対話し、寄り添う姿勢を忘れずに支援していきたい。

M・Hリーダ(♂)

社内で「こういう失敗事例があったので注意してほしい」といった内容の周知が届くことがある。そうした事例を見ると、誰がこのような失敗をしたのかが気になり、つい誰かに尋ねてしまうことがある。そして、ある程度その人物が特定できたとき「あの人が?」だったり「ああ、やっぱりな」等と思う。実際には、私はその人と一緒に業務をしたこともなかったり、会話をしたとしても、せいぜい全社会議などで見かけた程度とか、数回、大勢の中で言葉を交わした程度にすぎない場合もある。それでもなお、自分の中に「やっぱりそうか」と感じたことに気づき、私は思っている以上に他人のことを見ているのだと感じた。そしてそれは、逆に言えば、自分自身もまた知らないところで誰かに見られており、場合によっては失望されている可能性があるということだ。だからこそ、自分の言動にはより一層気を配り、良くないところは改めていかなければならないと感じた。今後、お客様先で業務を行うこともあるだろう。たとえ遠くの席にいる、名前も知らない別の会社の人であっても、自分の行動は見られている。そうした意識を持って、日々の業務に取り組んでいきたい。

Y・Yさん(♂)

「ホウレンソウ」とは、「報告・連絡・相談」の略であり、仕事を円滑に進めるための基本的なコミュニケーション手法である。「報告」とは、自分の業務の進捗や結果を上司や関係者に伝えること。「連絡」は、必要な情報を関係者と共有すること。そして「相談」は、判断に迷ったときに他者に意見や助言を求めることを指す。いずれも重要だが、どれか一つに偏るとうまく機能しない。たとえば、報告ばかりで相談を怠ると、問題を一人で抱え込みやすくなる。また、連絡が不足すれば周囲との連携に支障が出てしまう。このように、3つのバランスが何より大切だ。それぞれを適切に使い分けることで、信頼関係が生まれ、業務もよりスムーズに進むようになる。何かがうまくいかないと感じたときには、ホウレンソウのどれかが不足していないかを見直してみると、意外なヒントが見つかるかもしれない。

S・Kさん(♂)

「ブレーンストーミング」というものをご存じだろうか。ブレーンストーミングとは、自由にアイディアを出し合い、発想を促進するための手法で、出したアイディアに対して批判や評価を一時的に避け、多くのアイディアを引き出すことを目的としている。例えば、仕事で「話やアイディアがまとまっていないから相談できない」ということがあるかと思う。そんな時、考えが固まっていないからこそ、多くのアイディアを求め解決の糸口を見出すのに、ブレーンストーミングが有効である。もちろん、話す相手が忙しいこともあるので、タイミングや配慮は必要だが「とりあえず聞いてもらう」という姿勢を持つことで、一人で悩む時間が減り、結果として仕事の質やスピードの向上につながる。実際に私自身も、内容が詰めきれなかったり、アイディアが思いつかないときには、相談をしてアイディアをもらうことがある。主観的には思いつかなかったことでも客観的な意見をもらうことで、実はシンプルに解決できる方法を見出せることも多い。ブレーンストーミングは人数が多いほど多様な視点やアイディアが集まりやすく有用だが、単なるアイディア出しにとどまらず、チーム内のコミュニケーションを活性化する効果もあるため、コミュニケーションの手段としても活用してみてはいかがだろうか。

E・Y部長(♀)

6月からOJTとして新卒3名がTWS総研に配属された。慣れない環境のなかで一つひとつの課題に対してしっかりメモを取りながら真剣に取り組む姿勢を見ていると自分自身も襟を正さなければという気持ちになる。私も約10年前に新卒として入社したが、6年間ほどは様々なプロジェクトに配属され、2年半はeRIMS事業部でそれまでとは全く違った経験をさせていただき、今年から初めてTWS総研に配属となり既に半年が経過する。現在、3名の新卒の真剣に取り組む姿勢を見て、自分自身は初心を忘れてしまっているのではないかと考えた。慣れや気の緩み、現場維持の姿勢が様々なものに対する伸び悩みにも影響をしているのではないかと思う。目の前のことに追われたり、過去やってきたことを今までと同じようにやっていても、現状が良くならないのであれば人よりも多くの時間を使い改善していかなければならない。先日の会議でも社長より今やるしかないという言葉を頂いた。自分の与えられたミッション全うしていこうと思う。また新卒3人には、TWS総研に配属されて良かったと思ってもらえるよう、そしてまた来年の新卒にも、他の社員からも一緒にやりたいという声があがるような部署を作っていきたい。

T・Hマネージャ(♂)

本日は、1940年にイタリアが連合国に対して宣戦布告し「地中海の戦い」が開戦された日である。日本においては、1945年に日立空襲が発生し、兵器工場が破壊され、そこで働いていた約600人の人々が犠牲となった。当時の人々の悩みは命の維持に関わるものが中心であったと考えられる。例えば、空襲や戦闘による命の危険が常に身近にあり、多くの人々が日々恐怖と隣り合わせで暮らしていた。また、戦争に伴う物流の停滞や配給制の導入により、食糧が不足し、栄養失調に悩まされる者も少なくなかったという。さらに言えば、戦地に赴いた家族や友人の安否が分からず、精神的な不安を抱える人が多く存在した。戦争による失業や収入の減少によって、経済的困窮に陥る家庭も少なくなかった。加えて、空襲や戦況の悪化により避難を余儀なくされ、住環境の急激な変化が人々に大きなストレスを与えただろう。一方、現代人の悩みは、多くが人間関係に起因していると感じる。SNSの普及により対面での交流が希薄となり、陰湿ないじめや孤独感が深刻化している状況だ。こうした悩みと戦時中の悩みを比較すると、現代人の悩みは相対的に小さなものであるように感じられる。明日生きているかすら分からないという極限状態の中で過ごす日々は、想像を絶する苦しみであったはずだ。だからこそ、平和で物資に恵まれた時代に生きる私たちは、小さな幸せを意識的に見つけ、それを噛みしめながら、心豊かに日々を過ごしていくべきであると強く感じる。

Y・Kさん(♂)

最近になってAIに関わる案件に携わることが多くなり、周囲から意見や現状を聞く中で、AIに身を委ねてしまう「AI依存」をよく聞く機会が多い。わからないことがあれば調べる前にAIに、何かで悩んでいたら親に相談するよりも前にAIに、やることがなくて何かを作り出すためにまずAIに、など私自身も含め、AIに頼ることが多くなってきていると感じる。昨今ではIQではなくEQ(Emotional Intelligence Quotient)が高い、つまり「心の知能指数 (感情知能指数)」が高いAIへと進化をしている。人の質問に対し、文章や音声からその表現を盛り込んで回答することで、より自然な会話を行うことができるようになってきている。これからは、よりパーソナライズされたAIへと発展していると感じる中で、私たちはAIと人をどうやって分けるのか、注意しながら今後の進化についていかなければならないと感じた。

H・S事業部長(♂)

これまでの人生を振り返る中で、最近改めて実感した教訓がある。一つ目は、「完璧なタイミングや、自分にとって都合のいいタイミングなんて、永遠に来ない」ということだ。たとえば「仕事が落ち着いたら始めよう」「お金に余裕ができたら挑戦しよう」と言い続けていても、実際にはその“理想のタイミング”など一生訪れないと思ったほうがいい。チャンスを掴むときや新しいことに挑戦するときに「まだ準備が整っていない」「今じゃない」と先延ばしにしていては、結局何もせずに時が流れてしまうだけだ。結局は、“やったもん勝ち”なのだ。心の中に「やってみたい」という直感のような思いが湧いたなら、それがベストなタイミング。「思い立ったが吉日」と信じて、その気持ちを大事にしてほしい。二つ目は「愚痴や他人のせいにしても、そこからは何も生まれない」ということ。たしかに一時的にはスッキリするかもしれないが、現実は何も変わらない。愚痴ばかり言ったり、責任を他人に押しつけたりする人を客観的に見ていると、自分を変えるつもりがなく、改善の必要も感じていないように思える。それはとてもかっこ悪いことだ。何かうまくいかないことがあったときこそ、愚痴る気持ちをぐっとこらえ「自分にできたことはなかったか」「自分にも落ち度があったのではないか」と考えてみることが、成長への一歩につながるのではないだろうか。

K・Yさん(♀)

社会に出ると、さまざまな人との出会いがあるが、その中でも「同期」という存在は特別だと感じている。今後も多くの先輩や後輩と関わっていくと思うが、「同期」と呼べるのは、私にとってはTWSで出会った16人だけだ。私は昨年6月に受託技術グループに配属され、先輩と二人体制で案件に取り組んできた。右も左も分からない中で、先輩に何度も助けてもらいながら、少しずつ仕事を覚えていった。しかし、自分の仕事ぶりに自信が持てず、不安を感じることも多かった。そんな中で、月に一度の全体会議で同期と再会できることが、私の楽しみだった。皆もそれぞれ壁にぶつかりながらも頑張っている姿を見ると、それだけで嬉しく、励まされた。新卒研修の準備では、互いに忙しい中での作業だったこともあり、意見がぶつかることもあった。しかし、それを乗り越えたことで、入社時の研修よりもはるかに深い絆が生まれたと感じている。今ではよく飲みに行ったり、休日に遊びに行ったりする仲となり、私の心の支えになっている。今年の新卒も人数が多く、相性の合う・合わないはあるだろうが、その中でも必ず、自分の支えとなる誰かに出会えるはずだ。だからこそ、お互いを支え合える関係を築いてほしい。そして、私自身も、同期にとってそんな存在でありたいと心から思っている。