私には2人の子どもがいるが、それぞれ個性が大きく異なり、同じように接することの難しさを日々感じている。上の子はのんびりとしたタイプで、立つことや歩くこと、話すことなどをゆっくり身につけていった。一方、下の子は何事も素早く、立つ・歩く・走るといった動作も早く習得し、フットワークも軽く、お願いごともすぐに対応してくれる。ただ、イヤイヤ期もあり、言うことを聞いてくれない場面も少なくない。そうした時は、ご褒美を使って乗り切ろうとすることがあるが、上の子は「ご褒美があるから頑張ろう」と思えるのに対し、下の子は「先払い」でないと動いてくれないことが多く、まだまだ試行錯誤を続けている。このように、同じ我が子であっても性格や個性が違うため、より良いコミュニケーションをとるのは容易ではない。皆はどのようにより良いコミュニケーションを意識しているだろうか。私は口下手なこともあり、特に仕事では「過不足なく伝えること」「相手に不快感を与えないこと」を意識している。報連相や情報共有の場面でも、相手の性格や理解の仕方、その事柄への関心度に応じて伝え方を工夫できればと考えている。例えば、数字による説明が分かりやすい人もいれば、色分けや図解など視覚的に示した方が理解しやすい人もいる。同じ言葉であっても受け取り方は人によって千差万別である。だからこそ、これからも相手に合わせた工夫を重ね、より良いコミュニケーションを実現していきたい。
- 2025/09/26