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3分間スピーチ

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R・Kさん(♂)

先日、自室を整理していたところ、小学生の頃に取得した習い事や各種検定の賞状が出てきた。漢字検定や英語検定といったメジャーなものに加え、国旗検定や世界遺産検定など、受験した記憶すらないものまであった。今では全く覚えていないことを考えると、当時も特に興味があったわけではなさそうなこれらの検定を、どのように取り組み、どのように取得したのかを思い返そうとしたが、ほとんど思い出せなかった。それに対し、現在の自分はどうだろうか。関心のない分野を学ぶ必要があるとき、とにかく腰が重く、後回しにする傾向がある。ひどい時は、調べることすらしないこともある。例えば、私が携わるeRIMSシステムの開発現場では、現在、リース会計基準の法改正がホットな話題となっている。しかし、その内容は難解であり、私にとっては気の進まない課題だ。それでも、かつての自分は、興味の有無にかかわらず、貪欲に学び、さまざまな検定を取得していた。過去の自分に倣い、今こそ学ぶ姿勢を取り戻さなければならないと、改めて気を引き締めた。

K・Tさん(♂)

お客様と接する際に大切だと感じたことがある。先週の週末、兵庫県の郷土料理である出石蕎麦を食べに行った。私はこの蕎麦が好きで、兵庫県までわざわざ足を運ぶほどだ。しかし最近はなかなか行く機会がなく、今回約1年ぶりの訪問となった。すると驚いたことに、お店の店員さんが私のことを覚えていてくれたのだ。蕎麦だけでなく、私がよく注文する料理についても「今日は良い食材がありますよ」と声をかけてくれ、私の好みまで把握してくれていたことは嬉しかった。思い返せば、その店員さんは以前から「今日は寒いですね」「他県から来たんですか?」と積極的に話しかけてくれる方で、お客様を大切にしている姿勢が伝わってきた。料理が美味しいだけでなく、こうした接客があるからこそ、何度でも訪れたいと思うのだろう。私にも、よくお話をするお客様がいる。ただ相談を受けて回答するだけでなく、より便利に使える機能を提案したり、お客様の時間を取らないようなちょっとした一言を添えたりと、一歩踏み込んだコミュニケーションを意識することで、より良い体験を提供できるのではないか。私自身が感じたように、お客様にも「また利用したい」と思ってもらえる接し方を心がけていきたい。

M・Sさん(♀)

昨年5月に育休から復帰して以来、約10か月間にわたり様々な業務を学んだ。その中で、特にありがたかった点がいくつかある。1点目は、作業内容の説明の前に、その目的と発生するタイミングを明確にしてもらえたことだ。これにより業務の全体像を把握しやすくなり、理解が深まったと感じる。2点目は、手順書を用意してもらい、それを参照しながら実作業を進められたことだ。手順書があることで、自分で予習・復習ができ、作業をスムーズに進めることができた。3点目は、話しかけやすい雰囲気を作ってもらえたこと。判断に迷った際に質問する機会が多かったが、忙しい時でも手を止め、丁寧に対応していただけたため、安心して業務に取り組むことができた。4点目は、作業後のダブルチェックを丁寧に行ってもらえたことだ。私が担当している財務業務は、ケアレスミスが会社全体に大きな損害を与える可能性がある。そのため、細心の注意を払って作業を行っているが、ダブルチェックによって重大なミスを防ぐことができたのは非常に心強かった。また、チェックを通じて自分のミスの傾向を把握できたことで、より注意深く作業に臨めるようになった。春には新入社員を迎え、業務を教える機会が増える。私も、相手にとって分かりやすい説明を心掛け、安心感を与えられるようなコミュニケーションを意識していきたい。

T・Sさん(♀)

現在の経理業務に携わるようになって、まもなく1年が経つ。日々のルーティン業務に加え、年末調整や決算作業も経験し、非常に学びの多い1年だったと感じている。経理の仕事と聞くと「数字と向き合う仕事」「黙々と作業する仕事」と思われがちだが、実際に経験して感じたのは
他部署とのコミュニケーションの重要性だ。コミュニケーションが円滑であれば、不明点をすぐに確認できるなど、業務効率の向上につながる。また、積極的に会話することで、タイムリーな情報を得られるだけでなく、今後の計画を把握することもできる。ただし、社内ではチャットでのやり取りが多く、便利な反面、誤解や情報の漏れが発生しやすい。すぐに解決したい場合や重要な内容を扱う際は、対面での会話を選択するなど、適切に手段を使い分けることが大切だ。こうした工夫により、円滑なコミュニケーションと業務効率の向上が可能になる。これらを踏まえ、今後も枠にとらわれず、周囲とのコミュニケーションを大切にしながら信頼を築けるよう、業務に取り組んでいきたい。

G・Kサブリーダ(♂)

最近、周囲のMBTIが気になる。MBTIとは人の性格を分類する指標の一つであり、16種類のタイプがある。SNSや企業の面接、研修などで取り上げられる機会が増えているそうだ。また、自己紹介や会話の中でも「私はINTJだ」「ESFPっぽい」といった表現を耳にすることが多くなったように思う。MBTIでは、人の性格を「外向(E)・内向(I)」「直観(N)・感覚(S)」「思考(T)・感情(F)」「判断(J)・知覚(P)」の4つの指標で分類する。例えば、外向型の人は会話を通じてアイデアを整理する傾向があり、内向型の人は一人で考えをまとめてから発言することが多いとされる。こうした違いを理解することで、職場のコミュニケーションも円滑になると考える。例えば、意見を即座に求められると戸惑う人には、事前に資料を渡し、考える時間を与えるとよい。また、感情を重視する人には、データだけでなく「このデータがどのような影響をもたらすか」といった視点を加えることで、より納得感を得られる可能性が高い。MBTIはあくまで参考の一つであり、人それぞれに個性がある。しかし、相手の思考や行動の傾向を理解することで、より円滑なコミュニケーションが可能になるのではないかと考えている。

H・Tさん(♂)

本年度より営業として従事しており、ご挨拶を兼ねた訪問の場を活用して、取引条件の見直しについて相談させていただいている。訪問のアポイントを取る際は「挨拶をしたい」と伝えているものの、先方には訪問の意図が察知されていることが多い。そのため、できるだけ率直かつ誠実に話を進めるよう心掛けている。その分、不満の声をいただくことも少なくないが、貴重な意見を直接聞く機会にもなっており、改善できる点は速やかに対応し、引き続き取引を継続していただけるよう努めている。ただ、上司と同行した際には、商談の核心に入るタイミングが早すぎるとのアドバイスを受けたため、今後は進め方により一層注意を払っていきたい。さらに、受託業務にも携わる機会があるため、営業を通じて得た知見を活かし、会社への貢献をより一層高めていく所存である。

R・Kさん(♂)

先月、某大手通信キャリアが不正アクセスの被害を受けたというニュースがあった。逮捕されたのは中学生と高校生のグループで、生成AIを活用して不正ログインを行い、転売用のプログラムを作成。最終的に750万円相当の暗号資産へと変換していたという。この事件を通じて、ITリテラシーの高くないユーザでも、技術的な知識以上のものを容易に作り出せる時代になったことを改めて実感した。一方、被害を受けた通信キャリアでは、1アカウントで最大15回線もの契約が可能だったという。このような仕組みが悪用されることは容易に想像できるが、実際に犯罪に利用されてしまったのは残念だ。こうした脆弱な契約システムを放置していた点については、キャリアだけでなく総務省の対応にも改善の余地があると感じる。AIは今後、ますます社会に不可欠な存在となる。一方で、情報セキュリティの重要性はこれまで以上に高まっており、その水準を引き上げることが急務である。技術の進化に対応し、安全な情報社会を実現するために、自身も引き続き学び、成長していきたい。

E・Y部長(♀)

現在、約3週間をかけて労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)の内部監査を実施している。当社の監査対象は全11部署で、現在6部署が完了し、折り返し地点を迎えた。業務で多忙な中、監査に協力いただいている部長やマネージャの皆には深く感謝したい。労働安全衛生マネジメントシステムとは、社員が健康で安全に働ける環境を整えるための規格であり、ライフワークバランスを重視する当社は、2018年に国内初の企業として取得した。昨年・一昨年はeRIMS事業部として監査を受ける側だったが、今年は初めて監査する側として参加している。実際に各部署の監査に関わる中で、稼働時間や有給取得の管理、メンバの健康維持の難しさを改めて実感した。一方で、日々細かく管理表を作成し、適切に運用している部署もあり、私自身も部長として学ぶべき点が多かった。4月には、年に一度の認定機関による審査が控えている。7年間維持してきた仕組みを崩さぬよう取り組むとともに、自分自身は4月で勤続10年目を迎える節目として、新たに入社する新卒に負けないよう、挑戦を続けていきたい。

S・Oさん(♂)

私は年始の席替えで、入り口付近の席になった。その結果、毎朝、出社する社員全員に挨拶を返すことになり、さまざまな挨拶の仕方を目にするようになった。元気よく挨拶する人もいれば、遠慮してか控えめに挨拶する人、慌てて挨拶もせずに入ってくる人。。これを見て「挨拶にはどのような効果があるのだろうか」と興味を持ち、改めてその効果について調べてみた。挨拶の良い効果はいくつもあるが、特に印象的だったのは次の二つだ。一つ目は、自分の気分が良くなることだ。挨拶をされると気持ちが良いのはもちろんだが、自分から明るく挨拶することで、気分が自然と前向きになるという。行動が気持ちを引っ張ることで、気持ちまで明るくなるのだ。また、声を出すことで緊張がほぐれ、仕事を始める前のリフレッシュにもなるだろう。二つ目は、良好な職場環境を作りやすくなることだ。挨拶はコミュニケーションの始まりであり、円滑なコミュニケーションが良い職場環境を生み出すのは言うまでもない。その入り口となる挨拶が、良い循環を生み出す第一歩となるのだ。もうすぐ出会いと別れの季節を迎え、挨拶を交わす機会も増えるだろう。また、新卒社員の入社まであと1か月もない。彼らを元気な挨拶で迎えたいものだ。皆も心機一転、明るい挨拶を心掛けてみてはいかがだろうか。

M・Iマネージャ(♀)

コミュニケーションコストとは、意思疎通にかかる時間と労力のことであり、依頼内容が正しく伝わらない、あるいは理解が浅く何度も質問が発生する状況は、コストが高い状態と言える。このコストが高まると、作業の初動が遅れるだけでなく、認識の違いによるミスも発生しやすくなる。このコストを削減するためには、いくつかのポイントがある。1つ目は、簡潔に説明すること。一度に多くの情報を伝えると相手の理解が追いつかず、確認作業が増えるため、要点を整理し、伝わりやすい形で説明することが重要だ。2つ目は、適切なツールを選ぶこと。急ぎの場合は電話やチャット、データの共有が必要ならメールを使うなど、状況に応じた手段を選択することだ。3つ目は、必要な情報を十分に提供すること。簡潔さを意識するあまり情報が不足してしまうのでは意味がない。4つ目は、相手の立場や経験を考慮し、略語や専門用語を避けること。自分には当然のことでも、相手にはそうでないからだ。ここまでは話して側のポイントだが、聞き手側の努力も必要である。相手の話を注意深く聞き、質問をする際には論点を整理するなど、お互いに協力することでコミュニケーションコストを削減できるはずだ。私自身も説明が苦手な部分や理解が追いつかないことがあるため、コミュニケーションコストを意識し、より効率的に業務を進めていきたい。