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3分間スピーチ

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M・Kさん(♀)

以前に明治維新に関係する歴史の展示を行っている記念館で、1年間だけ展示物案内の仕事をした経験がある。その記念館では、全職員が同じ説明をするのではなく、その記念館にある書物をベースに、各々が内容をまとめ案内を行うことになっていた。来館されるお客様も年齢層が幅広い為、説明するベースは変えずに言葉など表現を工夫をする事で色々な世代のお客様に対応した。『展示物案内』の仕事は、個人のお客様以外にも1グループ30名前後の団体の場合もある為、いきなり担当しても緊張で声は出ない。その為、事前の練習が重要で、私自身も内容を頭に入れ、時間を計りながら声を出す練習を一ヶ月ぐらい繰返し行った。練習の後、初めて担当した案内の仕事は、60代後半の優しそうなご夫婦で、私の拙い説明にも最後まで笑顔でお付き合い下さり、案内が終わる時には『分かり易かったです。ありがとうございます。』と丁寧に頭を下げられ、こちらが恐縮したのを覚えている。特に歴史に詳しい訳でも、大好きな訳でもない私が、何となくから始まった『歴史展示物の案内』という仕事。いつの間にか、私自身がその世界観に引き込まれ、お客様の表情や『ありがとう』という言葉に感動する様になった。相手からの直接的な反応が嬉しくて、それが次も頑張ろうと思える力にもなったと思う。物事に対しても間口を広くし、一歩踏み出してみようと思う様にもなっていった。

F・Aさん(♀)

私は現在、2人の娘を育てている。毎日保育園の送り迎え等、時間に追われて精神的にも体力的にも大変で、子育てを楽しむことより「早く子育て終わらないかな」と考えるようになっていた時期があった。しかし「わが子と生涯で一緒に過ごす時間」を知り、考えを改めさせられた。関西大学の教授によると、母親が約7年6ヶ月、父親は3年4か月で、さらにその時間の全体を100%とすると、小学校卒業時には55%、高校卒業時には73%が過ぎてしまうそうだ。毎日一緒にいると永遠に続くように感じるが、実際の時間数にすると想像していた以上に短く、今子どもたちと一緒に過ごせる時間を大切にしなければいけないと思うようになった。同時に、自分の両親と過ごす時間も少なくなっていると思うと「まだ元気だし、いつでも会えるから」と先延ばしにしていた親孝行の時間を、積極的に作っていきたいと思うに至る。「生涯で一緒に過ごす時間」を意識して、両親や家族と後悔のない時間の過ごし方をしていきたい。

H・Yさん(♀)

子供が通っている小学校ではコロナ禍での制限が緩和されたことで、今年の運動会は全学年が同時に参加する方式に変更された。全学年が同時に参加することにより、保護者観覧席のトラブルや、子供たちの待ち時間が長くなることで負担が増えるのではないかと懸念していたが、実際に参加してみるとそれは杞憂だったと気づかされた。なぜなら、子供たちのチームメイトを応援する姿や友達と踊る様子など、学年の枠を超えた交流が生まれている姿を目にして、待ち時間も大切な時間なのだと実感したためだ。いまの小学生は、イベントが多いはずの年長の頃にコロナ禍で制限された時期をすごしてきたので、今回のような本来の形の学校行事を通じてたくさんの思い出を作っていってほしいと願っている。一方で、地域の役員を務めた際には「コロナ禍が長かったため経験者不在で手探り状態」と運営側の話を耳にしたこともあり、コロナ禍の影響の大きさを感じた。地域行事に限らず、学校や、毎年恒例で実施されていたような催事等でも同じように運営側は悩む部分があるのではないかと考える。行事に参加する際は、運営側も参加者と同じようにコロナ禍を過ごしているという背景を忘れることなく、お互いを尊重し、感謝の気持ちを持って参加したいと思っている。

D・S部長(♂)

セレンディピティという言葉はご存じだろうか?セレンディピティとは思いもよらなかった偶然がもたらす奇跡という意味だ。昨今のITの進歩により、色々な情報はユーザが好きなタイミングで、欲しい情報を選ぶことが簡単になった。以前の情報収集はテレビやラジオや書籍からしか収集できなかったが、インターネットの普及により様変わりしたのだ。利便性は非常に良くなったが、その反対、好きなもの、興味があるものしか選ばなくなってしまった。それは新しい出会いを失ってしまっている側面がある。コンテンツの配信事業者は今セレンディピティの演出が今後の課題らしい。私はSEとして複数のプロジェクトを経験したが、そこで知り合った人たちや当時のお客様とは今でも良いお付き合いをさせていただいている。一方で、今、営業として知り合った方々との関係性の構築が形骸化してしまっているのではないかと危惧している。これから新しく出会う方々と訪れる奇跡を形にするため、広くコミュニケーションを取っていきたい。

S・Mさん(♀)

先日は、母の誕生日だった為、子供と一緒に実家に帰り、お祝いをした。その日、食事している時の話の内容は、世間話だったり、普段の生活の話しだったり、子供の学校の話だったり、たわいのない話ばかりだったが、今のこの日常を過ごせるのは母のお陰だと常々感謝している。何故かというと、数年前になるが、私生活において精神的に参ってしまう出来事があり、数年間、家に引きこもっていた時期があった。そんな時も、母は何も言わずに普通に接してくれたことがありがたかった。まだ子供も小さく、手のかかる時期ではあったが、母が支えてくれたお陰で仕事にも子育てにも専念することが出来た。私が思う親孝行は「幸せにいつも笑っている生活を送り、親より長く生きる事」である。この先、母の誕生日をあと何回お祝いできるのかと考えると少し悲しくなるが、限られた時間を一緒に過ごせることに感謝しつつ、母を大切に生きていきたい。

H・T部長(♂)

私の所属する事業部では入札案件を扱っている。私たちの業種で言う案件としてはシステム開発やヘルプデスク、データ入力や調査等、様々な内容がある。案件に対して札を入れるにはいくつかの段階を踏むがそのうちの一つに仕様書等の資料閲覧というものがある。私があるシステム保守案件の資料閲覧に行った際、そこの職員の方と話をする機会があった。現行の保守業者は日本の企業ではない事業者が行っており、対応にも多かれ少なかれ不満があるということであった。私たちも仕事として受けたい思いもあり、かなり価格を下げて応札をしたが、結果的に現行業者に取られてしまった。非常に残念ではあったが、入札とはそういうもの。提示された仕事や条件が対応出来る業者の中で一番安い金額を出したところが契約を結ぶ。決して仕事の良し悪しで契約が決まる訳ではない。かと言っていい加減な仕事をしても良いというものではない。今回のような形で逆に仕事を取られてしまう可能性もあるからだ。私たちの事業部でも入札案件を扱うようになって何年も経つ。広げるだけでなく、今まで大きなトラブルもなくコツコツと維持してきたこと、そしてこれからも、受け持った案件のサービスレベルを上げ、続けていく責任を改めて感じている。

S・Sさん(♀)

中途社員として入社して早くも数か月が経った。入社してまず驚いたのが、自席で飲食をしながら仕事ができることだった。前職が金融機関であった為「今どきの会社だな」と思ったのが始めだった。仕事内容では、前職では窓口やバック業務を行っていた為、殆どイレギュラーは発生せず、一つひとつにしっかりとマニュアルがあり、加えて専用端末での作業の為、一度作業内容を覚えてしまえば良かった。しかし、今携わっている業務ではお客様からの依頼や社員の方々からの指示に臨機応変に対応していかなければならなかったり、パソコンスキルにも不安があるところから毎日苦戦し、周りに迷惑をかけてしまっていると感じている。そんな中でも「慣れましたか?」「頑張ってください」等と声をかけて頂いたり、新卒の皆のフレッシュな姿を見ていると、私も頑張ろうという気持ちが自然と高まる。そんな私の趣味兼ストレス発散はバレーボールをすることだ。子供もバレーボールに携わっているが、私のストレスを発散するには、やはり自分でボールを打ち付け、大声を出すのが一番だ。先日は試合中に相手に向かいガッツポーズをしたことで、イエローカードを貰ってしまった。初めての事だったので周りにも何かあったのかと心配された程だったが、新しい業務を行うにあたり少なからずストレスがかかっており、それが十分に発散出来ているのだと感じた出来事であった。これからもうまくストレスを発散しながら仕事にも慣れていきたい。

J・Kさん(♂)

モチベーションを上げる方法についていくつかあると思うが、私が思いつく限り5つある。一つ目は、まずは自分の興味や関心のあることに取り組むこと。好きなことをやるのに気持ちが落ち込む人はいないはずだ。2つ目に自分の成長やスキルアップに繋がることをやることだ。自分にとってプラスになると思えれば良い。3つ目は、自分のチームや会社に貢献できることに取り組むことだ。誰かから頼りにされたり感謝されると嬉しくモチベーションも上がるものだ。4つ目は、達成感を得られるようにすること。目標を明確にし、それを達成すると向上心が高まり、さらに上を目指す原動力となるはずだ。最後に自分の強みを活かして、仕事に取り組むこと。私は、この自分の強みを活かして仕事に取り組む事でモチベーションを高めている。今現在、一つの目標に向かって突き進んでいて、モチベーションが高い人であってもその目標が達成されてしまうとある種の虚無感が訪れる可能性がある。そんな時には自分に合ったモチベーションアップの方法を見つけ、モチベーションを維持、アップしてみて欲しい。

S・Tさん(♂)

国際宇宙ステーション「きぼう」は、日本としては初となる有人の宇宙実験施設であり、1985年に計画が立案されて2009年に完成した。「きぼう」は今も地球を回り続けて、1日に約1回日本の真上を通過している。肉眼でも見えるそうなのでいつかは見てみたいと思っている。では長い期間と莫大なコストを掛けた「きぼう」で一体何をするのか。どうやら民間に使ってもらう構想があるようだ。「きぼう」の利用に関するシンポジウムが2024年2月22日に開催され、その様子はYouTubeでリアルタイムに配信されていた。全4部構成であり、私は第1部のみを視聴した。第1部は民間利用についての内容だった。例えば企業が宇宙で活動を行う際、長期になるのならまずは拠点を建造しなければならない。そのような時に「きぼう」を利用する事で宇宙事業参入のハードルを下げられるのではないか、という事を話されていた。第2部以降は未見だが、科学的な利用や技術実験、そして最後の第4部では有識者同士による「きぼう」の未来について議論をされていたようだ。「きぼう」利用シンポジウムは今でもYouTubeで視聴が可能である。興味のある方は覗いてると良いだろう。

G・M執行役員(♂)

段取り八分という言葉を聞いたことがあるだろうか。物事を進めるにあたって重要なのは「事前の準備」が8割、残りの2割はその準備したことを実行するだけ。要は為そうとしてることが成功するかどうかは、8割の事前準備で決まることを言う。例えるならジェットコースターで頂点まで登っていくところまでが事前の準備で、残りの2割はそのまま下り落ちていくだけというtこと。とは言え、プロジェクトの始まりというのは段取りが整った状態から始められるとは限らない。社内の状況であったり、お客様の都合であったり、様々な要因で開始が遅れることで、段取りをする間もなくバタバタと始まってしまい、混乱しながら進めていかなけれらならないこともあるだろう。その場合もプロジェクトを進めながら、どれだけプロジェクトを整備し、次の作業に移りやすくしていくかが鍵となる。無駄な作業を出来るだけ削ぎ落とし、シンプルにすることで生産性を向上し、ミスを減らすことも出来るはずだ。仕事の目的と目標を明確にしておくことで確実かつ、無駄のない仕事を仕事の進め方をできるのではないか。皆にも段取りの大切さを意識しつつ仕事を進めてもらいたい。