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3分間スピーチ

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A・A事業部長(♀)

私は『宇宙兄弟』というマンガが非常に好きだ。物語は、弟が先に宇宙飛行士となり、それを追いかける兄が宇宙を目指すところから始まる。兄は要領が良いタイプではなく、ツイていないと感じることも多い。しかし彼は、自分の意見を率直に伝える力を持ち、周囲の人々と良好な関係を築きながら、一歩ずつ宇宙への道を進んでいく。彼の言葉の中に「本気の失敗には価値がある」というものがある。例えば、私たちが新しいプロジェクトやシステムを開発する際、あるいは新規顧客との仕事に取り組む際、予期しなかった問題が発生することがある。私自身、過去に大きな失敗を経験し、深く落ち込んだことがある。しかし、失敗を通じて「この方法ではうまくいかない」ということを学び、次にどのように進むべきかを真剣に考える機会を得た。失敗せずに進むことが理想かもしれないが、本気で取り組んだ失敗には大きな価値がある。この教訓を胸に、一度の失敗で諦めることなく、学んだことを活かして前進し続けたい。

J・Sさん(♂)

ある激安スーパーマーケットを特集したテレビ番組では、物価高の中でなぜそのスーパーが安さを維持できるのかを取り上げていた。コスト削減がその理由で、例えば、支払いは現金のみで他の支払い方法を導入しない、店内の装飾や広告を控える、地方に広い敷地を確保し商品の売り場面積を広げて品出しを朝1回だけにするなどの努力が紹介されていた。番組の中で、朝に品出しを終えたパートさんがすぐに退勤するシーンを見て危機感を覚えた。人手が足りているため、働きたくても働けない状況になるというのだ。これは、我々の業界でも起こり得ることだ。最近「ノーコード」や「ローコード」を謳うシステムが広まり、誰でもプログラムを作成できたり、プログラムから設計書を自動生成できたりするようになってきている。そうなれば、プログラマやSEの必要性が薄れてしまうかもしれない。また、最近のAI技術の進展も注目すべきだ。例えば、ChatGPTなどのAIツールの利用が広がっており、今後販売されるPCにはディープラーニング処理が可能な「NPU」というチップが組み込まれている。つまり、これから購入するPCにはAI機能が標準搭載されるということだ。この状況下で重要なのは、ただAIを利用するだけでなく、利用して何を生み出すかという点だ。「技術の前に人ありき」とは言うが、「人ありき」は当たり前であり、この業界では常に勉強が求められる。さらに先を見据え、今後のIT業界を生き抜くために、自分の技術力を少しでも高めていきたい。

H・Kさん(♂)

労働生産性は、労働力の効率性を測る指標であり、労働者1人が1時間あたりにどれだけの成果を生み出せるかを示すものである。2023年の統計では、日本の労働生産性はOECD加盟国38カ国中30位であり、G7諸国の中では最下位であった。1位のアイルランドとは約3倍の差があり、1980年代には同水準であったことを考えると、約40年間で大きく後れを取ったことになる。この差の主な原因は、長時間労働、デジタル化の遅れ、DXの遅延、企業誘致の失敗などが挙げられる。これらは、人財やシステムへの投資が十分でなかったことに起因している。一方で、企業が労働生産性を向上させるためには、上記原因の改善が重要であろう。個人レベルで労働生産性を高めるには、時間とタスクの管理が重要になってくる。例えば、この3分間スピーチを40人が聞いていると仮定すると、3分×40人=120分が費やされ、20日間では合計40時間となる。このように、私たちが費やす3分間は、組織全体で多くの工数に相当する。したがって、いかに効率的に3分間で要点を伝えるかを見直すと良いのではないだろうか。タスク管理についても、既存のツールを活用しつつ、属人化を防ぎ、チームでタスクを共有する施策を考えることが求められる。日本全体の労働生産性がすぐに改善されなくても、まずはTWS内での生産性向上を図ることが私たちの使命ではないだろうか。

H・T部長(♂)

TWSは2023年6月から2028年5月までの4年間にわたり、2つの行動計画を掲げて取り組んでいる。1つ目の目標は「次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画」だ。次世代の人財を育成し、働きやすい環境の整備を図ることを目的としている。具体的な目標として、男性の育児休業取得率60%以上、女性の取得率90%以上を目指し、ノー残業デーの継続推進や家族参加型イベントの実施など、職場環境の整備を進め、家族と過ごす時間を増やす。この計画は、次世代を担う子供たちの子育てを支援することを目的としている。2つ目の目標は「女性活躍推進法に基づく行動計画」である。女性の雇用促進および女性が活躍できる職場環境の整備を目的としており、具体的には、全業種での平均勤続年数である9.1年に男女ともに近づけることを目標として掲げている。現在、当社の平均勤続年数は男女ともに7年強であるため、平均で2年間延ばすためには、計画期間中に退職者を抑えなければならない。これらの行動計画は単に掲げるだけでなく、労働局に届出し、その履行状況を報告することで、女性活躍や子育て支援に積極的に取り組んでいる企業として国から「くるみん」や「えるぼし」といった認定を受けることができる。この計画は、会社が未来永劫にわたって存続するためにも重要であり、全社員がこれを共有し、目標達成に向けて各自ができることを行い、認定取得を目指していきたい。

A・Kさん(♀)

土の時代」が終わり、これから「風の時代」が訪れる。占星術が好きな人にはお馴染みの言葉だろう。「土の時代」は安定志向やルール重視の物質的な時代で、約220年続いた。星座で言うとやぎ座に該当する。それに対して「風の時代」は、自由な発想や情報の共有、コミュニケーションが重視される時代で、みずがめ座に対応する。2020年から徐々に移行し、2024年11月20日から本格的に「風の時代」始まり、約200年続くとされている。昨日、9月3日はおとめ座の新月だった。この新月から11月20日までが、「風の時代」に対する最後の準備期間といえる。どのように準備すべきか。まず、自分の使命に従い生きることが大切だ。自分の才能やスキルを磨き、他者に貢献する生き方を目指すと良いそうだ。まだ自分の才能が明確でないなら、好きなことを一つでも磨いて、将来活躍できるよう準備すると良い。次に、あらゆる場所の整理整頓を進めよう。部屋だけでなく、机やカバン、パソコン、スマホ、書類などを徹底的に整理することが勧められる。食生活の見直しも有効だ。日常のモヤモヤを解消することで、世の中の変化にうまく適応できるだろう。占星術を活用し、良い流れに乗るためのヒントを見つけることができるかもしれない。

M・Nさん(♀)

先日、ネットで購入した商品が届いた。その商品はかなりの重量があるため、玄関先で受け取れることを期待してスーパーではなくネットで定期的に購入しているものだ。前回、不在のために受け取れず、宅配ボックスに入れられてしまったことがある。短い距離とはいえ、重い荷物を玄関先まで運ぶのは骨が折れるものだ。今回はそうならないよう、発送連絡を受け取った直後に対面で受け取れるよう指定したのだが、当日は終日在宅していたにもかかわらず、気づいたら不在通知が届いており、商品はまたしても宅配ボックスに配達されてしまった。この状況が続くようであれば、ネットで購入するメリットがなくなってしまうため、購入方法を変えようかと検討している。「希望の商品が購入でき、届けてもらえる」ことは、最低限必要なサービスであり、開発業務における「機能要件」と言えるだろう。一方で「対面で受け取れる」ことは絶対条件ではないので「非機能要件」や「付加価値」に該当すると思う。しかし、この「非機能要件」が満たされないと、顧客満足度に明らかな影響が出る。場合によっては他社に乗り換えられる可能性もある。とはいえ、無制限に許容するわけにはいかないため、機能要件と併せて「受注範囲」を明確にすべきであると改めて考えさせられた。

迎社長(♂)

先週は、ノロノロ台風10号に振り回されたeRIMSの出張だった。予定では、宮崎県から福岡に飛び、福岡から徳島、徳島から羽田に戻る予定だった。しかし、宮崎には到着したものの、宮崎→福岡便が欠航し、急遽レンタカーで移動することに。辛うじて福岡に到着したが、四国への移動は叶わなかった。博多からの飛行機、新幹線が運休し、最後には在来線も全て止まった。駅ビルや街の飲食店はシャッターを下ろし、最終的にはホテル近隣のコンビニまでが臨時休業となった。そもそも天気予報では、台風は既に通り過ぎているはずだった。当初の進路から大幅にずれ、これほどまでに天気予報が発達した時代でありながら、予測が外れるとは。。九州では毎日、台風関連のニュースばかりが流れていた。海水温の上昇によって発達した台風や、台風とは離れた地域(愛知や静岡)での豪雨、線状降水帯の発生など、今と昔は明らかに違う。誰もが地球温暖化と異常気象を実感しているだろう。『100年に一度』『観測史上初』という言葉も、今や誰も驚かなくなっている。SDGsとして2030年までに取り組むべき課題とされているが、地球は想像以上に危機的な状況にあるのではないだろうか。企業は環境問題に取り組むべきと言われるが、利益も出さなければならない。しかし単に取り組む姿勢を見せるだけでは十分ではない。そんな危機感を感じた出張であった。

Y・Nさん(♂)

植物の特性から、組織のコミュニケーションにおいて学べることがあると私は思う。まず、組織間コミュニケーションについて、ある研究によれば、植物は葉が虫に喰われるなどのストレスを感じると、超音波や香り物質を発することで周囲の植物に危険を伝達するという。この情報を受け取った植物は防御を開始するが、これは組織内のインシデント報告に似ている。個人が危機的状況に陥った場合、迅速に情報を伝達し、組織全体で備えることが組織の存続につながる。次にセルフコミュニケーションについて。植物は自分の根、茎、葉、花、果実の間で情報をやり取りしている。体内で信号が伝わる仕組みは私たちの神経系とは異なるが、互いに危険や環境の変化を感知し合い、対応していることは一緒だ。組織でも、一人ひとりが業務における脅威に対して危機感を持ち、自己の行動をセルフスキャンする意識が大切だ。最後に、外部媒体を利用したコミュニケーションである。植物は菌類と共生し、根を通じて他の植物とつながり、情報を伝達するネットワークを持つ。これにより、栄養を共有し合い、日陰でも日向の植物と同様の生育を支え、活動域を増やしている。このように、組織でも利益だけでなく周囲を助ける意識を持ち、辛い時には助けを求め、全員が「当たり前」を実践できるようにすることで、チームとして機能する「優秀な組織」を形成できるだろう。

N・H支店長(♀)

最近「ひとり旅をはじめよう」と思い立った。その理由は2つある。1つ目は、最近読んだ漫画に1人でホテルに泊まって過ごす様子が描かれていて、その内容に強く興味を引かれたこと。2つ目は、私以外の家族は「ひとり旅」を楽しんでおり、その様子に触発されたことである。これまでは、旅行と言えば家族や友人と一緒に行くことが多く、事前に行く場所や行程を計画し、それに従って動くことが常だった。ひとり旅は寂しいかもしれないという不安もあるが、一人だからこそ、その時々の状況に応じて自由に行動でき、自分のペースで旅を楽しめるのではないか、これまでとは異なる視点で旅先を散策できるのではないかとも思う。「ひとり旅」を始めるにあたり調べてみると、同じような年代からひとり旅を始めたという記事や書籍が多く見つかった。子どもが大人になり、手が離れていくと、多くの人が同じように考えるようになるのだなと感慨深く感じた。どこへ行こうかと考えた結果、最初は何度も訪れたことがあり、馴染みのある京都が良いかもしれないと思っている。これまでとは異なる楽しみ方ができることを期待し、今からワクワクしている。

K・U取締役(♂)

先日、自身43冊目となる書籍の執筆が終了した。我ながらこの25年間でよくこれだけの書籍を執筆したなと感慨深い。この書籍の執筆は、私がコンサルタントとして駆け出しの頃「いつかは自分の考え方を書籍として世に出したい」という夢の一つだった。当時、その夢を尊敬する先輩に語ったところ「夢であるうちは叶わない」「夢は見るものではなく、叶えるものだ」と教わった。当初は何を言っているのか理解できずに戸惑ったが、先輩曰く「夢を叶えられる人間なんて一握り。殆どの人間は、結局叶わなかったと諦めるのが関の山」「その夢を本当に叶えたいのなら、夢を目標に変えなさい」「目標にすれば、実現するために必要なことが整理できるし、期限も明確にすることができる」と助言された。早速、その助言を受けて目標管理シートに、書籍を出版する為に必要な事項を詳細にまとめ、一つひとつ実行していった。その結果、3年後に書籍を出版することが出来た。このMBO(Management by objectives:目標による管理)の利点は、会社の業績向上であっても、自己成長などのプライベートな目標でも、整理し、実施した事項の結果と成果をレビューすることで、目標に向かって進んでいるという安心感を得られ、意図しない結果が出た際にも迅速にリカバリができる点である。それ以来、このMBOという考え方に魅了され、仕事だけでなくプライベートでも、当時作成した目標管理シートを活用し、今でも使用している。「なんとなく上手くいっている」という自己満足を排除し、最も短い時間で最良な成果を得る為には必要不可欠なツールと言えるこのMBOを活用し、皆も是非、仕事もプライベートも充実したTWSライフを送ってもらいたい。