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3分間スピーチ

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Y・Oさん(♂)

私が若い頃、報告をする際によく注意を受けていた。重要な事は2点。まず1つ目は自分の結論を一度は必ず出してから報告する事。私が特に注意されたのは「結果」と「結論」は全く違うという事だった。当時、報告をすると必ず「何で?」という質問が返ってきた。これは報告した際には報告だけでは終わらせず、お客様や上司・先輩に相談する、または理解してもらう必要が出て来るからだ。結果だけの報告だと判断材料がなく、説得材料が入っていない報告では意味がないと言われた。報告ももちろんだが、質問する際にも、自分なりの結論を出した上で質問する事を意識してみてはいかがだろうか。2つ目は報告は成果物であるという事だ。例えば業務で行っている案件では設計書やプログラムはもちろんだが、報告書も必ず成果物に入っている。業務では作業を行った報告書や打ち合わせの議事録等が無ければ業務としては認めてもらえない。同様に口頭での報告も成果物だと当時の上司からきつく言われていた。正しい報告を適切なタイミングで上げていないと、周りからはやってないのと同じに見えてしまう。それはもったいない話だ。そして報告の後には相談というプロセスが必ず発生する。不明点が無いかと聞いて「無い」と答えられると業務を管理する立場から言えば、本当に聞いているのかと逆に怖くなるものだ。不言実行という言葉もあるが、対義語である有言実行の「有言」という部分が仕事をする上では重要だということを肝に銘じて欲しい。

G・Hさん(♂)

私もベテランと言われる年齢になり、人から注意されたり、指摘されたり、説教をされる機会が少なくなった。それはありがたいことでもあるが、その反面、不安に感じる部分もある。15年ほど前、私がまだテレビ番組制作の仕事をしてたADからDに上がりかけの頃の話である。私は「企業努力を特集する番組」を担当し、とある居酒屋チェーン店の舞台裏を取材することになった。「クレームってあなたにとって何ですか?」という問いに対し、答えてくれたエリアマネージャは「お客様からのクレームは“宝物”です」と答えた。「感情的に言ってくるお客様もいるが、指摘や注意をしてくれるお客様は、いま会社が早急に改善すべき課題を、正直に我々に伝えてくれている。お客様の多くは『提供が遅い』『接客態度悪い』と感じたら、クレームなんかせず、もう2度と来てくれなくなるだけ。だから、口うるさいお客様、いちいち細かいことを注意してくれるお客様というのは私たちに課題を提示してくれる大切な宝物なんです」とのことだった。この話を聞いて、当時の私は ハッとした。その頃の私は、まだ一人前のディレクタになりきれてないにも関わらずプライドだけは一丁前に高く、自分のロケの仕方やVTRの編集のことで、先輩やプロデューサから注意されたり指摘されることが多かった。しかし「修正します」と口では言いながら、内心「センスが悪い修正だ」とか「俺には俺のやり方がある」と思い、素直に受け止めていない部分があった。しかし、そのエリアマネージャの「注意や指摘は、改善のチャンス」という言葉を聞き、前向きに思えるようになった。是非皆も改善のチャンスだと前向きに捉えて欲しい。

G・O執行役員(♂)

以前にTVのニュース番組でミュージシャンのGACKTさんが学校の入学式でスピーチをしたという内容を見た。GACKTさんは次のように話していた。「これから君達はやるかどうかを迷ったり立ち止まってしまったりすることがあるだろう。そういう時、私はいつもこう考えるようにしている。やるか、もっとやるか。」私はこれに感銘を受け、早速真似をしてみようと考えた。人の真似をしたってうまく行くわけがない、人の真似をしてばかりでは自分を見失ってしまう等と言う人がいるかも知れない。私は今までも、見た・聞いたもので良いと思ったものは積極的に真似をして生きてきた。人の真似ではあるが、何人もの真似をしていれば真似をしてみたい人の欠片を集めたオリジナルの自分になれるのだ。良いと思ったらまずは真似てみて、自分が続けられると思ったことのみを取り入れていき、自分だけの自分になってみてはいかがだろうか。

K・Uさん(♂)

モチベーションが低下したときの対処として、普段から考えていることがある。まずは自分の仕事が誰のためになっているのかを考えることだ。この考え方は、私たちが日常的に忘れがちな大切な視点だと思っている。例えば、今年の1月に発生したJALの飛行機事故のニュースを思い出すと、着陸時に海上保安機との接触により機内で火災が発生したが、緊急時の対応により乗客乗務員379名全員が無事に脱出することができた。この背後にはさまざまな企業の技術と協力があり、普段から何故この訓練を受けているのか等もきちんと考えた上で行われていたのだろう。その結果、多くの命が救われた。自分の仕事についても同じ視点で考えてみると、お客様に提供しているサービスは、どのように役立っているか?そのサービスを通じて、ユーザの生活やビジネスにどのような影響を与えているのかを意識することで、自分の仕事に誇りを持つことができる。どんな仕事・作業でも、巡り巡って社会に貢献しているはず。自分の役割を再確認し、モチベーションを高めていければ良いのだ。

Y・Mさん(♂)

「作業」と「仕事」の違いについて、特に新卒社員や若手社員に向けて重要な点を共有したい。まず「作業」とは何か。作業とは、具体的なタスクや手続きを指す。レポートを書く、メールを送る、掃除をするなどが作業の一例である。作業は一つの目標に向かって取り組むことがあるが、それが達成されれば、その作業は完了となる。単純なタスクや繰り返されるルーチンワークが作業の中心である。では「仕事」とは何か。仕事とは、目的や目標に向かって意味のある行動や努力をすることである。仕事には、計画立案、問題解決、チームとの協力など、作業以上の要素が含まれている。仕事を通じて、自分の成長や組織の成果に貢献することが期待される。作業は日々の業務に欠かせないが、仕事はそれ以上の意味を持つ。つまり、仕事を通じて、自身の成長や組織の成功に貢献することができるのだ。新卒社員は配属が決まれば、各々業務に取り組むことになるが、作業を仕事に変え、意味のある経験と成果を生み出すことを心から願っている。

E・M執行役員(♀)

新卒の皆は今、会社から新卒研修により試験の合格をミッションとして受けている。毎日、朝から晩まで分厚い参考書を片手に本当によく頑張っていると思う。一つお願いしたいのは勉強することを止めないで欲しいということだ。今は目標が明確で、時間もたっぷりと用意されているため、皆で切磋琢磨しながら時には夜遅くまで頑張っている。しかし、研修が終わり、いざ各プロジェクトに配属されるとメインが「仕事」になる。すると、途端に勉強しなくなってしまうのだ。もちろん仕事を覚えることも勉強の一環だと言えばそうだ。しかし、そうは言っても常に勉強になるかと言われると、ある程度いくと作業として行えてしまえることも多くなりつつ作業量が増えて忙しくなることもしばしばだ。仕事が忙しいからという理由で今、勉強を怠ってしまうと、今後その機会を失ってしまうことになりかねない。会社で推奨している情報処理試験の受験は良い勉強の機会である。難しい試験だが、ゼロからVBAやLinuCの試験に挑んでいる皆なら勉強し続ける事できっと受かる事が出来るはずだ。そして、そんな皆の姿を見て、先輩社員も危機感を持って臨むという循環が生まれてくるだろう。

J・Sさん(♂)

朝礼での報告の中で「案件が取れた」との報告があるが、案件は取って終わりではなく納品から時には運用まで滞りなく進めていく必要がある。4月から新しい業務に携わることができ、できることが増えた。私には以前からやりたいことがあった。この業界に入って、20年以上経つが、Javaやクラウド関連の案件に本格的に携わったことが無い。例えば、プロジェクトに関わろうとしても、管理側からすると経験者が欲しい訳だ。私は20年以上IT業界に携わっている、言わばベテランであり、新しい業務と言うよりは今までに経験があるプロジェクトに入れられてしまう。以前に、Java案件の話があったが、難しいかもしれないと保守的になり、得意分野のプロジェクトを選んで、自らチャンスを逃してしまった事がある。経験が無い場合は、教えて伸ばすという観点だったり、色々指示をしやすいという点から、当たり前ではあるが若い人の方が好まれる。先輩社員に教わりながら覚えるか、例えばテスター等で参画する機会を作り、少しずつ触りながら覚えるか、はたまた独学でどうにか覚えたものを、実績があったことにするのも一つの手だ。先日、再度Java案件に携われるチャンスがあった。プロジェクトが始まるまでの間、独学で勉強してみたものの、なかなか覚えられず非常に苦労したが、結局プロジェクトには参画出来なかったのだが、今回、ついにチャンスが訪れ、試行錯誤しつつ、周りに助けてもらいつつ、どうにか進めている。皆も新しいことを始められるチャンスがあれば「やったことない」「できない」と逃してしまうのはとてももったいない。難しいと思われる仕事でも、できることを増やせる良い機会だと捉えて頑張れれば、会社全体の技術の底上げに繋がるのではないだろうか。

H・Kさん(♂)

会社のフロアが最近、雑然としていると感じる。訪問されたお客様の気持ちに立ってみよう。受付から扉を開けて入って来る際に、左右のキャビネット上やフロア内に不要書類・備品等が出しっぱなしになっている様子が散見される。これらはお客様を迎えるに相応しくなく、常に片付けていれば気になることもなくなり、イメージも上がる。個人のデスクも同様である。パソコンや文書類は施錠した管理を徹底し、整然と管理していれば紛失も防げ、書類もすぐに見つかる。当たり前であるがメリットしかない。デスクトップも見てみてほしい。「そのファイルはいつ使ったのか?」というような不要なファイルが画面上に表示されているといざという時に探しにくく、誤送信の元にもなってしまい、それだけでセキュリティリスクが高まる。「今そこにそれは必要ですか?」フロアも含め貸与物は会社の資産である。皆が取り組めば、職場がより過ごしやすくなるのではないだろうか。

A・A事業部長(♀)

私には社会人3年目の息子がいる。彼もITの世界に飛び込み、開発されたアプリケーションのサーバへの適用や、サーバ監視などの運用管理をしている。与えられたプログラムや関連情報を元に、それをサーバに適用できるか否か、どんな心配事があるかを検証して、結果を報告するそうだ。その際「できない」という報告をしなくてはならないケースが必ずあるが「できないこと」を報告することは「できること」を報告するのと同じウェイトで、どちらも、たくさんの人が関わる仕事では重要な要素だと考えるようになったそうだ。自分の判断では「できない」と思ったことでも、報告した結果、力量のある人が実現できる場合もあるし、不安要素を取り除くことにも役立つ。上司や同じ部の人たちが元々その考え方であり、何か問題があれば解決できるように、誰かのせいにするのではなく、良い仕組みに変えるように動いてくれる前提があるから、一見ネガティブに見える報告も臆せずできるようになったと話していた。良い職場に恵まれ、彼なりに頑張っていることが分かって嬉しかった。仕事を成功させるためには、互いに協力して報告を活かすことが大切なのだと改めて感じた。

迎社長(♂)

2024年のトラック問題について、聞いたことがある人もいるだろう。トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制により労働時間が短くなることで輸送能力低下の可能性が懸念されている。2030年には34%も低下すると言われているという。働き方改革の一環であり、物流業界では業務効率化や改善が求められる中、IT業界の人財不足も例外ではない。今年も4月に、数ある会社の中からTWSへ17名の新卒社員が入社してくれた。それも入社して早一か月。今も研修中で、皆、頑張っているが『5月病』という言葉がある。今の若い社員は会社に対して『不満はないけど不安はある』という人が多いとテレビで見た。労働時間がきちんと守られていても、働きやすいと言われるホワイト企業でも『やりがいを感じない』と辞めてしまう若者も少なくないそうだ。新卒社員だって、経営陣の顔ぶれをみたり、会社の未来にワクワクするような希望がなければ誰もついてこない。売り手市場と言われ、CMでは臆する事無く転職出来ると謳い、誰もが気軽に転職に踏み切ってしまうことができる時代。この若い労働力が失われないように、この会社に入社して良かったと心から思える、社員がやりがいを持てる会社へと創り上げていきたい。