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3分間スピーチ

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G・Hさん(♂)

私の趣味は登山だ。4年ほど前、運動不足を解消しようと思い立って始めたのだが、思いのほか続いている。昨年はおおよそ月に2回のペースで登っていた。最近はなかなか時間が取れず行けていないが、できることなら週に1回は山に登りたいと思っている。なぜここまで登山が趣味として続いているのかを考えてみると「運動不足の解消」という目的も大きいが、それ以上に「自己肯定感を得られること」が理由として大きい。早起きして目標の山に向かい、歩き出す。徐々に疲れてくると「つらいな」「今日はもう引き返そうかな」といった思いが頭をよぎるが、それでも一歩一歩足を前に出し続ければ、確実に頂上に近づいていく。そして、登頂すれば、普段は見ることのできない「絶景」というご褒美が待っている。その景色を眺めながら「やり切った」という達成感と共に「諦めずに最後までやり遂げた、凄い自分」と認める気持ち、すなわち自己肯定感が湧いてくる。この感覚が味わいたくて、私は山に登っているのだ。最近はその自己肯定感が不足しているのか、少し気持ちが弱ってきている気がする。だからこそ、そろそろタイミングを見つけて、また山に登りたいと思っている。もし日常の中で自己肯定感が足りないと感じている人がいたら、ぜひ一度、登山に挑戦してみてはいかがだろうか。

K・Uさん(♂)

私がIT業界に入って最初の配属先は金融系の情報処理センターで、顧客先に常駐するSES業務であった。そこには非常に優秀なリーダが在籍しており、業務を的確にこなすだけでなく、豊富な知識を持ち、顧客や協力会社からの信頼も厚い人物であった。しかし、そのリーダは、たった一度の重大なミスにより現場を去ることとなった。そのミスとは「本番環境における確認作業の不備」である。本来は2名体制でチェックシートに沿って作業を確認・実行すべきところ、当日はもう一人の担当者が休みで、彼が単独で対応することとなった。顧客もその状況を黙認し、チーム内にも彼に注意を促せる雰囲気はなかった。だが、そうした時にこそ事故は起こる。結果として、それまで築き上げてきた信頼は一瞬で失われ、彼は現場からの撤退という大きな損失を被った。当社では「100-1=0」という言葉がある。これは、どれだけ完璧に仕事をこなしていても、たった一つの過失が全てを台無しにするという意味であり、企業にとっては致命的になり得る。これは「個人」にも同じことが言える。どれほど日々真面目に働いていても、一度の重大なミスで信頼や評価が失われることがある。順調なときほどリスクを想定し、予見し、備えることが重要である。それは業務の重要な一部であり、責任ある社会人の基本的な姿勢でもある。当社には「インシデントチェック」という有効なツールがある。これを真剣に活用し、事故を未然に防ぐ意識を常に持って業務に臨むべきである。

G・O執行役員(♂)

ある出来事をめぐって、ニュース等で最初に報じられた情報を見たとき、私たちは無意識のうちにイメージや感情を形成してしまうことがある。先日、地域の小学校に「部外者が入り、対応した職員が怪我をした」というニュースが流れた。その第一報を聞いた時、多くの人が「物騒な世の中になった」といった印象を抱いたのではないだろうか。しかし続報が出るたびに、当初の印象とは異なる背景が見えてくることがある。関係者の人数や背景、事件の動機などが次第に明らかになっていく中で、最初に思い描いたストーリーとはまったく違った構図が浮かび上がることもあるだろう。ここで重要なのは、断片的な情報だけで判断しないことだ。もし、報道された出来事の裏に、複雑な人間関係や深刻な背景があったとしたら——。その前提によって、受け止め方や評価は大きく変わってくる。私たちは、限られた情報の中で物事を判断しがちだが、そこに「思い込み」が入り込むと、事実とは異なる結論にたどり着く危険がある。だからこそ、情報に触れる際には冷静に、そして多角的に物事を見る姿勢が求められる。先入観をできるだけ排し、真実に近づこうとする意識が、誤った判断を避ける第一歩となるだろう。

T・M部長(♂)

先日の全社会議では、各部の事業計画達成状況について発表があり、目標を達成した部門もあれば、達成できなかった部門もあったことを覚えているだろう。目標を達成するためには、まずその立て方に注意が必要である。売上目標を設定する際に重要なのは、「数字」と「期限」を明確にすることだ。たとえば「今月の売上を100万円にする」といった具体的な数値目標は、行動の指針となる。しかし、目標を掲げるだけでは不十分であり、実現のためには具体的な「行動計画」が不可欠である。100万円の売上を上げるには、単価10万円の商品であれば10件の成約が必要となる。では10件の成約を得るには何件の商談が必要か、さらにその商談を得るには何件のアポイントを取り、何人と接点を持つ必要があるのか——このように、目標を行動レベルまで細分化していくことが重要である。また、行動計画には「毎日実行できること」を組み込むのがポイントだ。たとえば「毎日2件の新規電話をかける」「週に1回、既存顧客にメールを送る」といったルーティンを設けることで、行動が習慣化され、継続的な成果につながる。そして何よりも重要なのが、進捗の「見える化」である。達成率をグラフで管理したり、目標との差を週ごとに確認することで、自分の行動と結果との関係を客観的に把握できる。また、こうした資料はそのまま上司への報告や会議での発表にも使えるため、報告資料作成に余計な時間をかける必要がなくなり、業務効率の向上にもつながる。こうして、目標達成に向けた取り組みを着実に実行していくことができるのだ。

E・M執行役員(♀)

私は、『ミステリと言う勿れ』というマンガを読んでいる。少し前にドラマ化もされたので、ご存じの方も多いかもしれない。独自の視点を持つ主人公が、人の心理や記憶に基づく推理によって事件を解決に導き、同時に関係者の感情をも解きほぐしていく――読者にもハッと気づきを与えてくれる、そんな魅力を持った作品だ。その中の一編に、ある女性刑事が登場する回があった。男性社会の現場で懸命に努力する彼女に対し、上司は「お客様体質もほどほどに」と告げる。女性刑事はそれを「指示待ち人間」「主体性がない」といった否定的な意味だと受け取り、無理を重ねてしまう。しかし、上司の真意はまったく逆だった。それは「自分は一人で戦っているわけではなく、周囲にいる人たちは仲間であり、頼ってよいのだ」というメッセージだった。このエピソードを読んで、私自身の経験が思い出された。私も一人で何とかしようとしては失敗し、そのたびに社長から「もっと周りを頼れ。一人でやるな」と言われていた。このマンガを通じて、仲間を信じ、助け合いながら仕事に取り組むことの大切さを、改めて考えさせられた。

J・Sさん(♂)

先日、カシオ社から「モフリン」という商品が発売され、瞬く間に完売したとニュースで見た。モフリンはAI機能を搭載したペット型ロボットで飼い主の接し方で400万通りの性格に成長する。ターゲットはペットが飼えない癒しを求める女性向けとのことだが、男である私もメロメロになる商品であった。昨今AI技術はいたるところに搭載され、利用しているかたも多いのではないかと思う。私も公私ともにAIの利用頻度が増えてきている。先日知り合いからChatGPTで、写真をジブリ風にアレンジできるとのことを聞き、早速、我が家で飼っている猫をアレンジしたところ、すごくいい出来になった。この時のやり取りも丁寧で、まるで人間とチャットをしているかのような文章で驚いた。味を占め、次はビックリマンチョコ風にアレンジしたのだが、その時のチャットの相手がフレンドリーなの口調で「変換するのでちょっと待っててね」とのこと。しばらく待ってもできず、何度かまだかと尋ねたが「2~3分待っててね」「5~10分待っててね」となり、しまいには「正直に言うね。変換する機能が無かったんだ」と。相手がAIであるにも関わらず少々憤りを感じた。我々の仕事もそうだが、依頼やメールを受けたら、まずすぐに第1報を入れること、全体でどれくらい時間がかかるのかを先に提示すること、可能なら途中経過も入れること、嫌な報告ほど早めにすること、等は口を酸っぱく言われるが、逆の立場になると凄くよくわかる。今一度、お客様の立場に立って、業務に励んでいきたい。ちなみにビックリマンチョコ風アレンジは、依頼の文言を変えたところ、すぐに作ることが出来たので試して欲しい。

T・Fリーダ(♂)

「コツコツと」と聞くと、地道で地味な作業を連想する人も多いかもしれない。しかし、この「コツコツ」こそが、あらゆる場面において最も大切な力の一つだと私は考える。たとえば、毎日少しずつでもスキルアップのために学び続けることや、目の前の業務を丁寧に積み重ねていくことは、一見すると地味で成果が見えにくいかもしれないが、継続することで確実に大きな成果につながっていく。スポーツ選手で言えば、日々の練習を欠かさず積み重ねることで、試合や大会で素晴らしい結果を残すことができる。それと同じように、私たちの仕事においても、お客様との些細なコミュニケーションや報告書の作成など、一見地味で誰にも気づかれないような業務が、実は非常に重要である。これらは直接売上になる訳ではないが、怠ればクレームや手戻りを招き、かえって時間や労力がかかってしまう。だからこそ、私は日々の業務においても「コツコツと」丁寧に取り組む姿勢を大切にしていきたい。

迎社長(♂)

新卒社員が入社して、はや1ヶ月!最近、毎日のようにニュースでは「令和のコメ不足」の話題で、今朝も備蓄米の流通について報じられていた。初回14万トン、2回目7万トン、合わせて合計21万トンを放出したが、小売業や外食業には2%しか流通していないらしい。何故か?結局、卸業者での精米や袋詰めが追いつかず、フン詰まり状態になってるそうだ。去年の4月には2,088円だった米の価格が、16週連続で値上がりし、先月には4,220円に!そもそも、政府の対応が遅い。なんで米が不足するのか!?実家や親せきが米を作っている人も多いと思うが、20年前は国がコメの過剰生産を抑えて価格の下落を防ぐ「減反政策」が施行されていた。2018年に廃止されたが、今度は作り手が居なくなり、今さら増産なんて無理があるのは明白。会社も同じで、方向性を間違えると命取りになりかねない。。さて、新卒は今月23日に初任給が支給される。2年前から始まった『TWS親孝行プロジェクト』では、鳥取でもどこでも、実家までの交通費や飲食代を支援してる。条件は、初任給支給後の週末に必ず帰省すること。そして家族へは美味しいものや記念に残るものを、感謝の気持ちを込めてプレゼントしてほしい。私も数年前、娘から芋焼酎のビンに、感謝状のラベルが貼ってあるプレゼントを貰い、すごく嬉しかったのを覚えている!結婚式では、自分の体重分の「お米」をプレゼントする演出もあるが、米が高いこのご時世、感謝の気持ちを込めた“お米のプレゼント”も、きっと喜ばれるはず!?

K・Iさん(♀)

私がこれまで訪れた中で、特に印象深く素敵だと感じた場所は、長野県東部の南佐久郡南牧村にある八ヶ岳東麓の裾野に広がる野辺山高原である。観光地としては、日本で最も標高の高い駅であるJR野辺山駅や、国立天文台 野辺山宇宙電波観測所がある。この観測所は、現在公開中の劇場版『名探偵コナン』の舞台にもなっており「電波天文学の聖地」とも称される。特に、口径約45メートルの巨大なパラボラアンテナがあり、ミリ波と呼ばれる電磁波を用いて宇宙を観測しており、世界で初めてブラックホールの存在が確認された観測所としても知られている。野辺山にこの観測所が建設された理由としては、標高が高く水蒸気量が少ないこと、山々に囲まれた平地であること、寒冷地でありながらも降雪が少ないことなど、電波観測に適した気象条件が挙げられる。こうした環境ゆえに、夜空の美しさも大きな魅力のひとつである。空を見上げれば星が空一面に広がり、天の川も濃く見え、流星群の時期でなくとも流れ星をいくつも見ることができる。さらに、周辺には緑豊かな自然、温泉や牧場、野生動物なども点在しており、夏でも涼しい気候のため、これからの暑い季節にはリフレッシュに最適な場所であろう。東京からも車で約2時間程とアクセスも良好なため、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

H・Kさん(♂)

「トリプルシンキング」という言葉を聞いたことがあるだろうか。これは、ロジカルシンキング(論理的思考)、クリティカルシンキング(批判的思考)、ラテラルシンキング(水平思考)の3つを指し、組織や個人にさまざまな効果をもたらす考え方である。まず、ロジカルシンキングについて。トヨタ自動車では、「なぜなぜ分析(5Whys)」というロジカルな問題追求手法を実践していることは有名だ。1つの問題に対して「なぜ?」を5回以上繰り返すことで、根本原因を突き止め、課題を構造化・明確化することができる。次に、クリティカルシンキング。Apple社はiPhone開発において、当時常識だった「キーボード付き携帯電話」を批判的に見直し、タッチパネルを採用した。常識を疑い、ゼロベースで考える姿勢を指し、Appleはこれにより革新を起こし、新たなスマートフォン市場を創出した。そして、ラテラルシンキング。ダイソン社は「掃除機には紙パックが必要」という常識にとらわれず、サイクロン式掃除機を開発した。常識や直線的な思考から離れ、斬新なアイデアを生み出す力である。このように、私たちが問題解決や新規事業に取り組む際には、効率的に解決する(ロジカル)、ゼロベースで考える(クリティカル)、新しい発想を生み出す(ラテラル)という3つの視点を組み合わせることで、大きなシナジーが生まれる。日々の業務においても、これら3つの思考法を意識してみてはどうだろうか。