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3分間スピーチ

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E・M執行役員(♀)

先日、成人の日の祝日に全国で二十歳を祝う会が開催され、娘も晴れ着を着て参加することができた。二十歳を迎えることで一人前の大人になったと感じがちだが、実際には18歳で法的には成人となり、親権から離れ、契約も単独で行えるようになっている。その現実を私が実感したのは、彼女が18歳になった直後のことだった。ある契約で高額な商品を購入するためにローンを組んできたのだ。その時、私は「購入できるようになるまで待つべきではないか」と感じ、ローンのデメリットについても伝えた。結果的に、彼女はお小遣いを切り崩して一括払いに切り替えたものの、昨年、その会社が倒産し、返金も契約の履行も叶わなかった。彼女は落ち込んでいたが、私はこれを良い社会勉強と捉え、次に生かしてほしいと願っている。親として、完全に放任するのではなく、適度な距離感を保ちながら見守ることの大切さも、この経験を通じて学んだ。また、最近では会社にも娘と同世代の若い社員が増えてきた。彼らが会社をより良い方向に導いてくれることを期待しつつ、支える立場として私自身も努力を惜しまないようにしたいと改めて思う。

J・Sさん(♂)

あるテレビ番組の「赤字解消のおいしい話があるので乗らないか」という企画で、赤字続きの商店街の団子屋さんがターゲットになった。内容は「団子」ではなく「肉まん」を売るというシンプルなもので、以下のようなメリットがあった。第1に、季節に適した商品であること。第2に、既存の機材を活用でき、原価がわずか40円に抑えられること。この企画は過去にも行われており、夏場にはアイスクリームを販売する試みがあったが、製造機のレンタル料が高く、十分な利益を上げるには至らなかった。今回は、すでに蒸し器がある点や、材料費のみで製造可能な点で期待された。今回は、5日間で利益が出るかを検証することだった。結果として、1日目と2日目は数個の売上に留まったが、3日目以降に売上が急増。最終日には100個を超える販売数を記録し、好評を博した。この番組を見て、いくつかの重要なポイントに気付かされた。まず、商品自体が団子屋の特色を生かした独創的なものであったこと。さらに、売上急増の背景にはSNSの活用があったことも見逃せない。店主は売上の増加を見越して、在庫の拡充、蒸し器の追加、肉まんを強調したのぼりや看板の設置など、迅速かつ柔軟に対応した点が非常に印象的だった。今回は商店街の小規模店舗が対象であったが、このようなスピード感を持った対応は企業にとっても極めて重要である。さらにSNSを効果的に活用することで、売上拡大の可能性を一層高められると感じた。

H・Kさん(♂)

昨今、物価高騰が進んでいる。1月16日からガソリン補助金が縮小され、1月中には全国平均185円ほどになる見込みだ。また、身近な例として、コンビニのおにぎりが来週から約20%値上げされるという。さらに、4月からは食品・酒類・飲料を中心に約5000品目が値上がりするとのことで、このような物価上昇は家計を圧迫し、消費意欲を低下させるだけでなく、経済成長の鈍化を招く。結果として、気分が沈む話題が増える傾向にある。しかし、このような状況であっても、私たちが「幸せ」かどうかは個々の考え方次第だ。世界幸福度ランキングはご存知だろうか。このランキングは毎年発表されており、2024年の日本は51位だった。一方、7年連続で1位を獲得しているのがフィンランドである。では、フィンランドが高い幸福度を誇る理由は何だろうか。ライフワークバランスの良さ、政治への国民の信頼、充実した社会保障、豊かな自然によるストレス軽減などが挙げられる。また、フィンランドの国民性として「どうせ無理だ」と諦めるのではなく「誰かが助けてくれる」「何とかなる」という前向きな姿勢が根付いている点も大きい。さらに、ある研究では「幸せだと感じる社員」は創造性が3倍、生産性が1.3倍高く、ミスが少なく、利益率も高いと報告されている。一見すると幸福度と仕事の関連性は薄く感じられるが、幸せを感じることがTWSに好影響をもたらすのではないだろうか。

A・Aさん(♀)

私がTWSに入社してから15年以上が経過した。全くの未経験での入社だったこともあり、振り返ると「初めて」の経験が数多くあった。入社当初は配属先のコールセンターで、1日100件以上の電話応対をこなし、その後は入札案件の獲得やISOマネジメントシステムの構築・運用、営業事務など、多岐にわたる業務に携わった。現在はTWS総研でのコンサルティング業務を手掛けている。また、所属部での活動では互助会の立ち上げやLINEスタンプの制作といった、ユニークな経験も積むことができた。これらの経験の中には、会社の利益に直結したものも多く、自分自身も「会社に貢献できている」と感じられる瞬間があった。現在、役職に就いている方や社歴の長い方であっても、誰もが最初は「はじめての経験」からスタートしている。初めてのことや未経験の業務には、不安や恐怖を感じるのが普通だが、特に若手社員には恐れずにチャレンジし、その過程を楽しんでほしいと思う。それが結果として、自分の力となり、成長につながるからだ。一方で、ベテラン社員には、時には新しいことに挑戦する姿勢を忘れず、若手のチャレンジを温かく支援してもらいたい。こうした相互のチャレンジ精神とサポートが、TWSにさらに追い風をもたらし、社員にとってもお客様にとっても魅力的な会社であり続ける原動力になると信じている。

M・Sさん(♂)

現在、三男は大学の2部リーグでバスケットボールに取り組んでいる。部員数は40名に上り、1年生は12名。その中で彼は昨シーズン、15名のベンチメンバーに数試合ではあるが選出された。出身高校が全国大会常連校という選手もいる中での選出は、親の目から見ても意外だった。特に、試合での得点やアシスト数といった「スタッツ」が際立つわけではなかったためだ。しかし、バスケットボールは極論すれば「1人を残りの4人がフリーにするスポーツ」とも言われる。ボールマンをフリーにするためのスクリーンや、リバウンドを有利にするボックスアウトといった、スタッツには現れない泥臭いプレイが必要だ。彼はそれを徹底し、チームの勝利に貢献していたのではないかと考えている。仕事にも同じことが言える。1人の営業が案件を受注するためには、多くの社員の支えが必要だ。たとえ目に見える成果として残らなくても、腐ることなく業務に取り組み、泥臭い仕事を真剣にこなす社員の存在は欠かせない。そうした努力を見逃さず、感謝を伝え続けていきたいと改めて感じている。

H・K部長(♀)

今日は阪神淡路大震災から30年。被害に遭われた方々へ哀悼の意を表したい。最近、息子が学校の授業がなく自宅で過ごす時間が増えている。親としては、その時間を活用して資格取得や読書に取り組んでほしいと思うが、本人にはその気が全くないようだ。むしろ「言われるとやる気がなくなる」と返され、言葉をかけることが逆効果になると感じている。では、人がやる気を出すにはどうしたらよいのだろうか。一つは「1分間だけやってみる」というものだ。短時間だけ作業を試し、やる気が出なければ休む。このサイクルを繰り返すと、結果的に長く続けられる場合が多い。これは「ポモドーロの法則」と呼ばれるテクニックだ。もう一つは、目標を立てること。目標を立てると、達成に必要な行動が明確になり、少しの進展でも自信や達成感が得られる。それがモチベーション向上につながる。たとえ目標を完全に達成できなくても、スタート地点から前進している事実が自信を育むはずだ。震災で多くの命が奪われた30年前の今日を思うと、今を生きる自分がどれほど恵まれているかに気付かされる。その恩恵に感謝しつつ、自分にできることをしっかりと取り組むべきだ。私自身も年初に目標を立て、まずは「1分間」から始める習慣をつけ、来年には成長した自分になっていたい。

N・H支店長(♀)

先日、一人暮らしをしていた母が亡くなり、その後の手続きの中で多くのことを考えさせられた。母は亡くなる当日の午前中は友人とお茶会を楽しんでいたそうなのだが、夕方に急変してそのまま帰らぬ人となった。知らせを聞きつけ駆けつけたが既に話が出来る状態ではなかった。その為、葬儀後に保険や銀行口座、携帯電話の解約・更新などの手続きを進める中で、必要な情報を探し出すところから始めることになり、かなりの時間を要した。特にデジタル関連の手続きでは、ほとんどがパスワードを求められるため、それがわからない場合には続柄を証明する書類の準備が必要となり、手間だけでなく費用もかなりかかった。この経験を通じて、自分自身もいつ何が起きるかわからないという現実を改めて実感した。そして、残された家族が困らないよう、日頃から準備をしておくことの大切さを強く感じた。具体的には、パスワードのメモを残したり、エンディングノートを作成するのが有効だ。ただし、パスワードなどの情報は生きているうちは周囲に知られたくないものだ。そのような場合には、コインで削ると表示される保護シールのような製品を活用するのも一つの方法だ。普段は気づかず過ごしていることでも、こうした出来事を通じて改めて考えさせられることが多かった。日々の生活の中で、必要な準備を少しずつ進めていきたい。

M・Nさん(♀)

本日は、ふるさと納税の申請期限日だが、皆は申請を済ませただろうか。私は一昨年からふるさと納税を始めたが、返礼品のサイトを眺めているだけでも、日本各地の名産品を知ることができるのが楽しい。このように、ふるさと納税と同じく、年末年始の過ごし方や食文化も地域や家庭ごとに大きく異なる。私は横浜で生まれ育ち、年越しの際は、船の汽笛を聞いてから寝るのが子供の頃の恒例行事だった。また、我が家のお雑煮は醤油ベースで、たっぷりの野菜と鶏肉が入っているのが当たり前だった。しかし、嫁ぎ先では除夜の鐘を聞きながら神社に初詣に出かける習慣があり、お雑煮もシンプルで、お澄ましに餅が入ったものだった。これには驚いたが、同時に「自分にとっての当たり前」が他の人にとってはそうでないことを実感した。このような「当たり前」の違いについて、全社員研修で研修を受けたことは記憶に新しい。人とコミュニケーションを取る際、前提条件を共有しないと話がかみ合わないことが多い。この違いは、仕事においては致命的な結果を招くこともあるため、注意が必要だ。しかし、プライベートにおいては、人との違いを理解し、許容したり気遣ったりすることが「思いやり」であり、さらにその違いを楽しめる心の広さや余裕を持ちたいと考えている。

K・U取締役(♂)

本年度、TWS事業計画のトピックスの一つである「Sustainability」とは何か。この言葉は、”Sustain(持続する)”に由来し、地球環境問題と結びついたきっかけとして、1992年にブラジル・リオで開催された世界地球サミットが挙げられる。この会議で採択された「リオ宣言」は、人類の発展と地球環境保全の調和を目指し「Sustainable
development(持続可能な発展/開発)」を掲げた。「リオ宣言」を実現するため、1992年から1999年の”アジェンダ21″、2000年から2015年の”MDGs(Millennium
Development Goals)”そして2015年から2030年の”SDGs(Sustainable Development
Goals)”といった長期目標が設定された。しかし、いずれも十分な成果を上げたとは言えず、2019年にスウェーデンの少女が国連本部で行った涙のスピーチが世界に衝撃を与えたことは記憶に新しい。彼女は気候変動の危機を訴え「空っぽな言葉」で未来を奪われたと各国首脳を非難した。その後、各国では”SDGs”の実効性向上や認知拡大を目的とした活動や表彰制度が進められ、ようやく国民全体に”SDGs”が浸透しつつある。以上の背景を踏まえ、企業におけるSustainability活動は、現在の私たちの利益ではなく「未来の子供たちの明るい笑顔」を守るためのものと認識する必要がある。2025年はサステナビリティ推進グループのリーダーシップのもと、積極的な活動を展開し、持続可能な未来の実現に貢献してもらいたい。

S・Tさん(♂)

ハーモニカという楽器に、どのようなイメージを持っているだろうか。学校教育や玩具として出回っていることから「おもちゃの楽器」と考える方も多いかもしれない。しかし、ハーモニカにはプロの演奏者もおり、彼らが使用する高品質なハーモニカも製造・販売されている。ハーモニカにもいくつか種類が存在する。現在、特に有名なのは10ホールズハーモニカである。ギターと共に演奏する際にハーモニカをホルダーで固定して使用されているのは、この10ホールズハーモニカが一般的だ。他にも複音ハーモニカという種類は、微妙に異なる2つの音階を同時に鳴らすことで、哀愁漂う表現を可能にしている。その中で、私が特に推奨したいのはクロマチックハーモニカである。このハーモニカの最大の魅力は、単音の美しさと、単体で半音階に対応できるという点だ。半音階とは、楽譜ではシャープ(#)やフラット(♭)で示される音符のことで、ピアノで言えば黒鍵に相当し、本体の横にあるレバーを押すと、全ての音が半音高くなるという仕組みである。この独自の構造により、クロマチックハーモニカは幅広い表現力を実現している。さらに、ハーモニカは小型でありながら非常に広い音域を持つ楽器だ。例えば、穴が16個あるクロマチックハーモニカでは、4オクターブもの音域をカバーすることができる。このように、クロマチックハーモニカは手軽に持ち運べるサイズでありながら、驚くべきポテンシャルを備えた楽器である。オーケストラの場ではマイナーな存在ではあるものの、クロマチックハーモニカの魅力をより多くの人に知ってもらいたいと願っている。