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3分間スピーチ

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Y・Y専務取締役(♂)

TWSは本日で仕事抑めとなり、第20期が終了となる。様々な出来事があったが、今日無事に仕事納めを迎えることができたのも頑張っている社員のお陰である。12月に入り連日ニュースで報道されている、自民党の裏金問題、ダイハツの認証試験での不正事件等、この年末に来て大変な事象が発生している。このような事件の殆どは内部告発により発覚する。内部告発をする理由として、会社を良くす為にと思ってする人もいるが、会社に対しての恨みや怒りの感情を発散させる者も少なくないのではないか。今回も内部通報制度があったにも関わらず、外部機関への通報によって明るみに出たことを考えると、上司や部門責任者に意見できない文化があったのではないかと推察する。やはり会社は風通しの良い環境でなければいけないと思う。日々仕事をしていると、大きな衝突だけでなく、表に出ないような、誰かが誰かに不満を抱いたり、不公平を感じたりすることは多々ある。しかし1年の仕事納めの日、顔を見て、頭を下げて、挨拶して帰るときに、皆が仲間で、味方なんだなと、思うことが大事だと思う。敵同士だから衝突しているのではなく、頑張っているからこその意見の衝突もあるはずだ。あいつが嫌だ、こいつが嫌だ、あいつの下では仕事したくないとか、私も話を聞くことがある。どうか来期は、上に立つ人間が周りの空気を読んで、職場の雰囲気を良くしていってほしい。そして年の終わりは、周りにいる人々へ感謝の気持ちを思い出し、心からの「今年もお世話になりました」を言って、退勤できるようにしてほしい。寒さも厳しくなり、体調を崩しやすい時期だ。まずは日々の体調管理も仕事の一部と考え、年末年始も元気に過ごして貰いたい。来期は設立20周年、節目の年だ。最高の形で1年がスタートできるよう願っている。

S・Tさん(♂)

現在、化石燃料が世界のインフラを支えているが、資源の枯渇やCO2の排出など、様々な問題が指摘されている。そのような中で次世代のエネルギーが期待されているが、そのうちの一つ水素エネルギーに注目したい。水素はCO2が発生しない。とは言え、水素燃料などで現在流通している水素は95%がグレー水素と言われる石油や天然ガスから抽出される水素であり、結局はCO2が排出されてしまう。再生可能エネルギーを用いて生成されるクリーン水素の普及が急務だ。水素を扱う技術は様々な企業が研究開発しているが、川崎重工業もその1社だ。大気中の水素を電気分解すると莫大なコストが掛かり、実用化には程遠い。川崎重工業は水素を作るために、褐炭(かったん)という安価な物質をオーストラリアから購入しているが、褐炭は自然発火する危険があり、扱いが難しい。40年以上前から天然ガスを-162℃に冷やして液体の状態にして運搬を行っているという実績がある同社は、その技術を流用して水素を-253℃に冷やして液体の状態で運搬する「すいそふろんてぃあ」という運搬船を開発し、更に安全性を高めた運搬を実現している。日本が技術立国と言われたのは過去のものという声も聞くが、川崎重工業による水素の生産、運搬技術は世界でも最高峰である。IT系とは業種が異なるが、最新技術は日本にもまだまだ存在する。そんな技術が開く未来を見逃さないようにしたい。

N・H支店長(♀)

先日、小中高生プログラミングコンテストの2次審査員として参加した。私は小中学生部門の審査を行ったのだが、作品はもちろんのこと、その作品に対するプレゼンテーションもあり、それも含めて素晴らしいの一言であった。小中学生部門の作品は全て、子ども向けコーディングコミュニティー「Scratch」を利用して作成されていたが、このツールでここまで出来るのかと審査員一同感心するとともに、プレゼンからは子どもたちの熱意が伝わってきた。そのままゲームとして商品化出来そうなものや、アルゴリズムによって生き物に見立てたギミックが変化し増殖していくものなど、私の感覚では到底思いつかないような作品が多く、将来が楽しみだ。また高校生部門もあり、審査には携わってはいないが、聞くところでは主にC#やUnity等で作られているそうで、小中学生部門より更に高度な構成になっているのは想像に難くない。いつかこの大会に出場した子供たちと一緒に働けたら頼もしい存在になってくれるだろうと思うと同時に、自分自身の技術も磨いていかなければならないと思わされた。小学生の部で1位だった作品は、3月3日に開催される「全国選抜小学生プログラミング大会」でも発表され、動画も配信される。見て頂ければ良い刺激になるのではないだろうか。

A・A部長(♀)

私の担当するお客様で、とても雰囲気が良いと感じる会社がある。その会社のリモート会議は大体30分ほどの短時間集中型で、社員の方はいつもにこやかに参加している。それは会議の場だけでなく、社内の様子を見ても同様だった。他社の会議では、せっかく意見が出ても「それは何か意味があるの?」など否定的な意見が出て殺伐とするケースもあるが、そのお客様はそんな空気になることがなく、活発に意見が交わされている印象だ。打合せの時に観察していると、主催者である部門長の方が定刻よりも少し前から待っており、ミーティングルームに入ってくるメンバ一人ひとりに「出張お疲れ様。そっちの天気はどうですか?」「この前はありがとうございました」などと軽快に声掛けをしており、それがいつも必ず行われているということに気付いた。これは、良い雰囲気を作ることで、意識的に参加者の「心理的安全性」を高めているのだと思う。「心理的安全性」とはGoogleの「プロジェクトアリストテレス」という生産性向上のための研究結果として、チームや組織の生産性を上げるためには非常に重要と言われている。これが確保できると、パフォーマンス向上や、新しいアイデアの創出、ストレス低減につながるそうだ。私も社内メンバやお客様との打合せで、相手に安心して話してもらえる場を作り、短時間でも活発な議論ができるようにしていきたい。

H・Kさん(♂)

私はラーメンが好きであり、年初に年間200杯食べることを目標にした。その結果として、11月までで200杯に到達することが出来た。そこでふと思ったのがラーメンに一体いくら使ってきたのかということである。ラーメンは1杯約800~900円程する。仮に1杯800円で計算すると16万円程使ったことになり、月間に直すと約1.5万円にもなることに驚いた。しかしながら、私は実家暮らしの為、自分が普段、何にいくら使っているかあまり分かっていない。その為、この金額が多いのか少ないのかがピンとこなかった。そこで家計簿をつけるようにし、食費以外にも、交通費など支出として月にいくら使っているのか具体的な金額を把握するようにした。その結果、月に1.5万ラーメンに費やしていることは意外と妥当な金額であると感じられた。感じ方は人によりけりだと思うが、使っている金額が妥当だと感じることが出来たのは家計簿をつけ、自分が使っている金額を把握したからだ。社会人として収入と支出の妥当性を把握するのは重要だと思う。

M・Nさん(♀)

昨年の今頃、朝礼当番を担当した際『一人のヒーローに頼った組織より、複数の凡人に支えられる組織の方が強いと思う』という話をした。今年、私が頼りにしていた方々が相次いで別事業部へ異動することになった。異動と言っても同じ社内にいる為、全くゼロになってしまう訳ではないが、同じ事業部だからと気軽に聞いたり依頼したりして頼っていた事が、気軽には出来なくなってしまう。そう言うと自分勝手に聞こえるかもしれないが、私はその方々に対して力になれていたのかを考えると、結局一人のヒーローに頼ってしまっていたのかも知れないと考えると、反省すべき点が多々見えてくる。これから先、強い組織を作っていくためには私たち一人ひとりが自立して、事業部を支えているという意識を持っていかなければならない。更に強い組織を目指し、そしてお客様の信頼を得られるよう尽力していきたい。

Y・Yさん(♂)

企業のトップは自分の後継者にどのような人間を選ぶか?この話を聞いたのは、もう30年も前のことだ。ある有名なメーカーの社長が自分の後継者を数多くいる社員の中から選ぶにあたり、3つの条件で絞っていったそうだ。1つ目として、数字に強いかどうか。様々な場面で数字に関する質問をした際、明解に応えてくれるかどうかが基準となる。2つ目は「嘘」をつくか否か。嘘も方便という言葉もあるが、肝心なところで信じられるかどうかが見られる。3つ目は、肝心なところで「逃げる人」かどうか。スッとかわして責任を逃れてしまうのか、それとも最後までやり切るかどうかが鍵となる。この中で私が一番大切だと思うのは、やはり3つ目の「逃げない」というところだ。出来れば大変な局面は出来るだけ回避したいと考えるのが人間である。しかしそこで逃げられてしまうとそれを依頼した上司も、当てにしていた部下も、会社全体が困ることになる。肝心なところで逃げてしまう人には、企業のトップでなくても、部下も上司もお客様でさえも、この人には頼みたくないなと本能的に感じてしまうだろう。来年の私の目標は「事に及んで逃げない」「最後まで全うする」にしようと思っている。そして全社員が「数字に強く」「嘘をつかない」「逃げない」という意識を持って日々努力していけば、更に強い企業になれるのではないかと思い描く。

K・U執行役員(♂)

人や企業の成長に欠かせない要素に教育や学習がある。日々成長を続ける企業には、体系的な教育体制があり、社員は常に自己成長のため自己研鑽に貪欲に取り組んでいる。ここで重要なのが、教える能力と学ぶ能力である。当然ながら教える能力が低ければ、受講者の学習成果は上がらず、逆に良い教育を提供しても、学ぶ能力が低ければ、期待する成果は得られない。身に着けるものは知識ではなく知恵である。言い換えれば、答えより答えの出し方を身につけることが己の成長には大切である。一般的に、答えの出し方を教わった人は、自己の成長を通じて、その業務や事業を成長させる力が身につき、答えしか教わることができなかった人は、常に自分の仕事に不安を感じていると言われている。8月からコンサルティングを提供しているお客様からメールを頂いた。その方は、当初、私のやり方に対し不満でしょうがなかったそうである。外部のコンサルタントから指導を受けることができ、日々の疑問を解決できると思っていたのに、答えを聞いても考え方しか伝えられず、一緒に考えようとしか言われなかったからだ。しかし3ケ月が過ぎた頃、自分の考え方や言動、また課題を解決する際のアプローチの変化に気がついたそうだ。そこで自分の物事の考え方や表現の成長を実証したくなり、以前からチャレンジしたかった社内提案制度に応募して、見事金賞を受賞したのだ。まさに教わった知識を実践し、自らの知恵に出来た一つの事例である。TWSも来年で20周年。会社の更なる革新の為に、社員一人ひとりが今まで以上に成長し、社訓にもある「個人の能力をはぐくみ常に時代をリードする」を実現できる会社となることに期待したい。

M・Nさん(♂)

最近、オールシーズンタイヤの広告を見かけた。鳥取では冬に大雪が降ることが多い為、夏用タイヤと冬用タイヤそれぞれ1セットずつを持つのが普通で、オールシーズンタイヤを使う人はほとんどいない。私は最近まで県外で雪のほとんど降らない地域に住んでいた為、オールシーズンタイヤを使っていた。オールシーズンタイヤを鳥取で実際に使ってみたところ、鳥取の冬でも使えるだけの性能はあると感じた。但し凍結路においては、どうしてもスタッドレスタイヤよりは性能的に劣る為、周りの車より制動距離が長くなることを意識して運転しなければならない。オールシーズンタイヤがスタッドレスタイヤより優れているのは雨にぬれた路面である為、値段的に変わらないのであれば雪の多い地域では、やはりスタッドレスに軍配が上がる。なお、オールシーズンタイヤもスタッドレスもタイヤの横に↑マークのあるプラットフォームまで摩耗すると冬用タイヤとして認められないことはご存知だろうか。スタッドレスとは認められないが、スリップサインが出るまでは夏用タイヤとして利用できる。但し、スタッドレスの場合は、雨の日の性能低下が大きいことは注意して運転してほしい。

H・O本部長(♂)

今年、5年ぶりとなるが本格的に読書を再開した。学生時代も含め、殆ど読書をしないで20代30代を過ごしたが、30代の後半にこのままではいけないと思い立った。日本史が不得意だったことも有り、歴史小説家である山岡荘八の小説『徳川家康』全26巻を纏めて購入した。購入したからには読まなければもったいないと思い、それがきっかけとなり歴史小説等を中心に1カ月に3~4冊を20年間続けて読んでいた。最近はインターネットが普及した影響で書店の減少が進んでいる。出版数は10年程変わっていないようであるが、電子書籍が全体の三分の一を占めており、とりわけ雑誌はピーク時の半分以下と大幅に減少している様である。加えて大型店の進出や、コンビニや中古書籍販売店等が台頭してきている影響もあり、町の書店が衰退している状況であり、書店がゼロとなっている自治体も少なくないようだ。町の書店を切望する人がいる一方「あれば便利」くらいの人も多い。かくいう私も、ただ書店に行き、本を見ているだけで、書店独自のお勧めする本があったり、ステキな本との新たな出会いが楽しめる為、是非町の書店には頑張ってもらいたい。そして、これからも書店通いは続けていきたい。