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3分間スピーチ

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H・Nさん(♂)

まずは皆に自問自答してもらいたい。「自分は自社で必要な存在だと感じているか?」会社は組織であり、集団行動が基本である。よって、会社は皆の生活基盤であり、生きるための条件や手段でもあるといえる。とすれば、今いる会社内での自分の立ち位置や存在は、極めて重要な問題ではないだろうか。「働きアリの法則」を知っている人も多いと思う。アリの世界では、よく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、働かないアリが2割という2:6:2の割合になる。この法則は進化論や遺伝学の見地からも立証され、普遍的かつ合理的なものである。実験では、怠けアリを排除しても新たに怠けアリが2割現れ、逆に優秀なアリだけを残しても、やがて2割が優秀、6割が普通、2割が怠けアリという構成に落ち着くことが確認されている。つまり、一見不要に思える怠けアリも、余力やリスク回避を担う特殊部隊のような役割を果たしており、組織にとって必要な存在であるということだ。蟻の世界ではこの仕組みが本能として組み込まれているが、人間社会にも十分当てはめて考えることができる。この法則を理解すれば、社員一人ひとりが自分の立ち位置の意味を見出せるはずだ。結論として、組織は継続的な実働以外でも、自己の存在意義を理解していれば不要な人間はいないのである。

F・N監査役(♂)

プロ野球セ・リーグの阪神が、2位以下のチームに大差をつけて首位を独走している。監督の藤川球児氏は「凡事徹底」を大切にしている。凡事徹底とは、当たり前のことを徹底するという意味である。つまり高校野球のように、バントで確実に進塁し、スクイズで確実に得点を重ねるといった姿勢を言っている。先日も、ある選手がシングルヒットで止まればよかったところを欲張って二塁を狙い、結果アウトになった。翌日から二軍に降格となった。結論は「スタンドプレーをするな、凡事を徹底せよ」ということである。この「凡事徹底」を最初に唱えたのは松下幸之助氏である。松下氏は取引先を訪問した際、経営がうまくいっているかどうかを瞬時に見抜いたという。その理由は極めてシンプルで、第一に従業員の「あいさつ」、第二に職場の「整理・整頓」、第三に「掃除」であった。つまり、当たり前のことが当たり前にできているかどうかで、経営の健全さが分かるというのである。当社においても、これらは日常的に実践されている。しかし、もう一歩深く考え、誰に見られていようといまいと愚直に徹底することが、一流の人財への道であり、周囲から必要とされる存在になるということであろう。

M・Nさん(♂)

私は体を動かす機会は多いが、体が固いため、毎朝のラジオ体操では腰や肩がぐきっと鳴ることがよくある。これまでに四十肩も五十肩も経験しており、どちらも無理に腕を上げようとすると強い痛みが走り、腕が上がらなくなる症状だった。ちなみに「四十肩」と「五十肩」は医学的には同じ症状であり、呼び方が年齢によって異なるだけである。思い返すと、肩の不調が最もひどかったのは、ラジオ体操を行っていない職場に勤めていた時期であった。TWSでは毎朝ラジオ体操を実施しており、肩の不調がまったくないわけではないものの、腕を上げられる状態は維持できている。個人的には、ラジオ体操には確かな予防効果があると実感している。ラジオ体操には肩甲骨を大きく動かす動作が多く、肩周辺の筋肉や関節を適度に刺激する。その結果、血流の促進や可動域の維持につながり、炎症予防にも効果があるとされている。ただし、四十肩や五十肩を発症している状態で無理に行えば、症状を悪化させる恐れがあるため注意が必要だ。たった3分の体操でも、毎日続けることで健康を守る力となる。肩の違和感を感じる前にラジオ体操でしっかり肩を動かし、元気な毎日を維持していきたい。

E・Yさん(♂)

私は現在、eRIMS資産管理システムのクラウド化プロジェクトに携わり、主にテスト仕様書の作成、単体テストの実施、不具合の管理を担当している。この期間で最も強く感じたのは、チームで成果を生み出す難しさと、自分の役割を確実に果たすことの重要性である。当初は自分の担当作業を正確にこなすことに意識が向いていた。しかし、テスト仕様書は単に動作を記述するだけではなく、開発担当者が意図を理解しやすいような工夫が求められる。また、不具合報告も発生手順を正確かつ簡潔にまとめることで、後工程の迅速な対応に直結する。不十分な内容はチーム全体の遅延につながることを実感した。この経験から、常にプロジェクト全体を俯瞰し、報告・連絡・相談を密に行うことの大切さを学んだ。今後は目の前の作業だけでなく、チーム内の認識の齟齬をなくし、システムの品質向上に主体的に貢献できる存在を目指して努力していきたい。今後の業務においても思いやりを持って行動し、成長を続けていきたい。

迎社長(♂)

早くも8月となり、半期決算や内部監査などを通じて、さまざまな視点から問題点を洗い出し、業務改善に取り組んでいる。先日耳にした話で印象に残ったのが「虫の目」「鳥の目」「魚の目」という、多角的に物事を捉えるための考え方である。「虫の目」は、現場で実際に起きている「事件」や「出来事」の細部に注目し、詳細な情報を収集する視点を指す。ただし、近づきすぎると全体像を見失いがちであるため「鳥の目」によって空から全体を俯瞰するような視点も重要となる。「魚の目」は、潮の流れを読むように、時代の変化や技術革新、需要と供給の動向など、背景にある大きな流れを捉える視点を意味する。さらに最近では「コウモリの目」という考え方もあるようで、これは常識や固定観念にとらわれず、相手の立場や異なる価値観に立って柔軟に物事を見ることの重要性を示している。決断や行動のスピードをモットーとしてきたが、人の話に耳を傾け、多様な視点を持つことの大切さを改めて実感している。今後もこうした視点を意識し、日々の行動に生かしていきたい。

H・O執行役員(♂)

私の休日の過ごし方は、家の掃除や一週間分の買い物などで一日が終わってしまう。日本のビジネスパーソンは、一週間の仕事の疲れを癒すために休日を使うことが多い。働き方改革の影響により、残業や休日出勤は以前に比べて減少傾向にあるが、依然として思うようには改善されていないのが現状である。その結果、翌週に身体的・精神的なストレスを引きずることも少なくない。一方、欧米のビジネスパーソンは、休日を充実させるために平日の仕事を効率的にこなし、休日は趣味やスポーツ、家族とのバーベキューなどに時間をあて、有意義に過ごすことで翌週への活力としている。かつて欧州の企業と取引をした際、先方がサマーバケーションとして約1か月の休暇を取得していた為、その間は一切の連絡が取れず、業務上の対応に苦慮した経験がある。現在、日本でも有給休暇の取得が奨励されており、これを活用して有意義な休日を過ごすことを提案したい。ただし、急に休暇を取得するのではなく、1〜2か月先の業務予定を考慮し、仕事に支障が出ないよう計画的に取得することが重要であろう。

Y・M監査役(♂)

非常に暑い日が続いているが、暦の上ではまもなく秋を迎える。秋といえば、「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」という歌が思い浮かぶ。一つの解釈として、これは目に見えないものも見方を変えれば感じ取れる、という意味がある。若い頃、仕事が非常に忙しかった時期に、自分を可愛がってくれた上司と様々な会話を交わしたことを思い出す。ある日、その上司に「今、どんな花が見えるか」と問われ、何も答えられなかった私に対し「忙しいときこそ心に余裕を持たなければ、良い仕事はできない」と諭された。また「君は真正面から人を信じるが、物事は正面だけでなく、斜めや横からも見なければ本質は見えない」とも言われた。当時は漠然と聞き流していたが、今ではその言葉の真意がよく理解できる。「もうすぐ立春だ」と言われた時には、すぐに本屋に向かい、二十四節気を調べて覚えた。知識がないことを前提に話されるのではなく、期待を込めて語られているのだと感じ、何事にも積極的に取り組むようになった。業務においても、客先用に作成した操作マニュアルをコンパクトに折りたたんで準備したところ「困ったときに使うものは手間なく取り出せるように」と却下されたことがある。以後は折らずに持参するようになり、細部への配慮の大切さを学んだ。当時の楽しみはもっぱらお酒だけだったが、その上司の影響で多くの本を読むようになり、知見を深めることができた。今ではその方を人生の恩人と思っている。皆も仕事で忙しい日々を過ごしていると思うが、まもなく訪れる秋の気配を感じながら、趣味だけでなく読書にも親しんでみてはいかがだろうか。

D・Mさん(♂)

OJTが始まってから約2ヶ月が経過した。この間に強く感じたのは、学生時代と社会人との「責任のあり方」の違いである。学生の頃は、課題の提出や資格試験の結果など、自分の行動は基本的に自分自身にしか影響を及ぼさず、すべて自己責任で完結していた。しかし社会人となり、OJTを通じて業務に関わる中で、自らの言動や判断が周囲に与える影響の大きさを日々実感している。先日、業務中にコードの修正を行った際、修正の意図や機能の仕様を十分に理解しないまま対応してしまった結果、再修正が必要となり、他の作業が一時的に停止する事態を招いてしまった。この経験を通じて、どのような業務であっても責任感を持ち、丁寧に取り組むことの重要性を強く認識するようになった。まだ学ぶべきことは多いが、自分の役割を果たすことを常に意識し、社会人として信頼される存在を目指して努力を重ねていく所存である。

S・Yさん(♂)

新卒社員として入社後すぐに、私たちはビジネスマナーや社会人としての基本姿勢について学ぶ研修を受けた。中でも「挨拶」の重要性については、研修でも社内でも繰り返し強調された。明るく、自分から挨拶をすることが、職場の雰囲気を良くし、信頼関係を築く第一歩になるという教えである。しかし実際の自分を振り返ると、自ら進んで挨拶をしていない場面があったと感じている。知らず知らずのうちに、受け身の姿勢になっていたことを反省している。そのような中で、研修の講師からいただいた「人間関係は鏡だ」という言葉が、心に残っている。自分が笑顔で接すれば、相手も自然と笑顔で返してくれる。逆に、自分が無表情で挨拶もしなければ、相手も心を開いてはくれない。人との関係性は、自分の姿勢や態度がそのまま返ってくるものなのだと、改めて実感している。今の自分を見つめ直し、初心に立ち返って、まずは自分から元気よく挨拶することを心がけたい。人間関係を良好に保つために、当たり前のことを当たり前に続ける努力を、これからも大切にしていきたい。

R・Mさん(♀)

私は4月から新卒として研修を受けさせていただいた。初めの研修では、商工会議所にて社会人としてのマナーやエチケット、名刺交換などを学び、さらに規律訓練として大きな声での挨拶練習も行った。今振り返っても、この挨拶の練習はかなり過酷であったと感じている。その後は、座学による勉強が続き、試験に備える日々となった。2か月間の研修の中で、特に印象に残っているのは試験勉強の期間である。入社前はパソコンにほとんど触れたことがなく、問題文や教科書を読んでも内容が理解できず、非常に苦労した。周りの同期たちが次々に内容を理解し、問題を解いている姿を見て、焦りを感じたのを今でもよく覚えている。慣れない環境の中で、新しいことに挑戦するのが怖くなっていた私だったが、やがて「みんなに追いつきたい」という気持ちが芽生え、「ひとつでも合格できればいい」という考えから、「すべての試験に合格したい」という強い意志へと変わっていった。それ以降は、知識が増えていく楽しさや、同期と共に同じ目標に向かって努力する一体感がモチベーションになっていった。分からない問題があれば、同期がわかりやすい言葉で説明してくれたり、先輩が丁寧に教えてくださったりと、周囲の支えのおかげで無事に研修を終えることができた。この経験を通じて、自分自身の成長も強く実感している。年齢を重ねるにつれて、こうした学びの機会や研修を受けられる機会は減っていくかもしれない。だからこそ、この貴重な機会を与えてくださった社長への感謝の気持ちを忘れず、これからも常に「学びの姿勢」を大切にしながら、何事にも前向きに挑戦していきたい。