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3分間スピーチ

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K・Yさん(♀)

「認知特性」という言葉をご存じだろうか。これは、人間が記憶する際に、頭の中で情報を理解・整理・記憶する方法を指すものであり、いわゆる暗記術とは異なる。認知特性には大きく3つのタイプがあり、何かを思い出す際に写真のように浮かぶ人は「視覚優位」、文字がそのまま浮かぶ人は「言語優位」、音や声が浮かぶ人は「聴覚優位」と分類される。私自身、最近まで記憶力に悩んでいた。きっかけは学生時代、台本を覚えて発表する機会だった。さまざまな暗記法を試したものの、全く覚えられず、友人から「内容は合っているけれど、台本とは異なっている」と言われたことが長く記憶力への自信を失う原因となった。つい先日、別の友人から「記憶力に自信がない」と相談を受けた。彼女は、一度聞いた曲をすぐに覚えて歌えるという特技があるため、私は記憶力が良いと思っていた。ところが、映画の登場人物の見分けがつかず、声を聞かないと理解できないという。そこで疑問を抱き調べた結果「認知特性」に辿り着いた。簡単な診断を試してみたところ、私は「視覚優位」の「カメラアイ」というタイプで、写真のように記憶する特性を持っていた。一方、友人は「聴覚優位」の「サウンド」というタイプで、音や声の抑揚で記憶する特性があることが分かった。私の特性では、文章の横に小さなイラストを描き、情報を写真として記憶することで、内容の理解が劇的に向上するとのアドバイスを得た。実際に試してみると、記憶力が飛躍的に向上した。もし記憶力に悩んでいる人がいれば、自分の認知特性を調べ、それに合った方法を試してみてほしい。自分に適した記憶方法を見つけることで、思わぬ成果を得られるかもしれない。

H・Kさん(♂)

先日、大手通信企業から一通の封筒が届いた。中には中間業務報告書が同封されており、業務報告や配当金のお知らせが記載されていた。この封筒が届いた理由は、私がその企業の株主だからだ。配当金は数千円程度であったが、金額以上に「配当金を受け取る」という経験が非常に嬉しく感じられた。なぜなら、私がしたことといえば、過去にスマホで株を購入しただけだからだ。この配当金は、株を保有している限り、年に2回受け取れる。もちろん、株価変動のリスクもあるため「売らずに持ち続ける」という決断は必要だが、それだけで憧れの不労所得が実現する。現在は年に数千円程度だが、これが10倍、20倍となれば、人生の自由度が格段に上がると感じる。年末が近づき、ボーナスを使って何かを購入するのも良い選択だが、新NISA枠が余っているなら、それを活用して株式や投資信託を購入し、将来の自由度を高める方向に資金を投じるのも一つの手ではないだろうか。配当金や資産運用を始めることで「お金に働いてもらう」という新たな視点を持つことができる。これが積み重なれば、生活そのものをより豊かにする可能性が広がるだろう。

F・Kさん(♀)

私たちの生活は、日々膨大な情報に囲まれている。その中で、どのような情報を得るか、そしてそれをどれだけ正確に理解できるかが、私たちの判断や行動に大きな影響を与える。たとえば、天気予報を参考に外出の準備を整えたり、仕事で進捗状況を把握して次のアクションを決めるなど、情報は日常生活や業務において欠かせない役割を果たしている。情報が的確であれば、より良い選択をし、効率的に行動することが可能だ。しかし、情報が不十分だったり誤っていたりすると、誤った判断を下したり、余計な時間やエネルギーを費やすことになる場合もある。さらに、不完全な情報に基づく行動は、問題を悪化させるリスクも伴う。こうした失敗が「次は気をつけよう」という教訓となることもあるが、そもそも正確な情報が得られるに越したことはない。だからこそ、情報を適切に収集し、正確に伝えることの重要性は極めて高い。現在、私はデザインを通じて情報を提供する仕事に携わっている。この仕事では、情報を受け取る相手が正しく理解し、実際に役立てられるようにすることが求められる。情報が正確に伝わらなければ、それは相手にとって意味を持たなくなってしまう。だからこそ、情報の質を保ち、分かりやすく伝える方法を追求することが重要だと日々感じている。今後も、多くの人々にとって有益な情報を提供できるよう、情報の質と伝え方をさらに向上させる努力を続けていきたい。正確でわかりやすい情報を届けることが、相手にとって価値ある成果につながると信じている。

K・Iさん(♀)

今月、私が子供の頃から通っているダンススクールの発表会が開催される。今年で15回目の出演となるが、毎年感じる発表会前の高揚感は今も変わらない。近年は出演者としてだけでなく、運営スタッフとしても発表会に携わるようになった。主な仕事は出演者である子供たちのお世話をすることであり、その多くは幼稚園生から中学生だ。特に年少の子供たちは、気づかないうちにいなくなってしまう等、想定外の出来事が多く、思い通りに進まないことも少なくない。普段接する機会が少ない年齢層の子供たちとの関わりに戸惑いを感じることもあるが、それでも続けられる理由は、出演者の子たちの、発表会を控えた高揚感や、発表を終えたときの達成感を身近に感じられるからだ。どの年齢の出演者も共通して抱くこの感情を目の当たりにすると、一年に一度の発表会に向けて練習してきた努力の跡が見え、そんな特別な日に携われることにスタッフとしてのやりがいを感じる。また、子供たちが私の顔や名前を覚えてくれ、話しかけてくれるのはとても嬉しい瞬間だ。今回は社会人になって初めて運営スタッフとしての参加であり、普段の業務であるPC作業とは異なる経験や学びを得られる貴重な機会だと感じている。この経験を自身の成長や仕事に生かせるよう、積極的に取り組んでいきたい。

T・Fさん(♂)

先日、健康保険組合が主催するフットサル大会に参加することになった。これをきっかけに、体力の維持と競技力の向上を目指してトレーニングを始めることにした。しかし、学生時代に記録していたランニングタイムを目標にしたところ、実際に走ってみるとそのタイムには到底及ばず、「もうあの頃の状態には戻れないのではないか」と強い挫折感を抱いた。そこで発想を転換し、長期的な目標を見据えつつ、「昨日より1秒でも良い記録を出す」という短期的な目標に切り替えて取り組むことにした。すると、少しずつ記録が伸びていき、トレーニングを無理なく継続できるようになった。その結果、最終的には当初の目標を達成することができた。この経験から、「継続の力」が成果を生むことを実感した。ここで学んだことは2つある。1つ目は、長期的な目標を設定した際に、短期的な目標も組み合わせることで、小さな成功を積み重ね、それが大きな成果につながるということ。2つ目は、挫折を感じても諦めずに継続することで、自分の限界を少しずつ超え、その過程で得られる経験が自己成長につながるということだ。これからも何事にも「継続する」という意識を大切にし、着実に進んでいきたい。

K・Kさん(♀)

最近、「映画はどのように見ていますか?」と問われると、多くの人が「サブスクリプションサービス」や「テレビ」と答えるのではないだろうか。コロナ禍の影響で動画配信サービスの利用が急速に普及した一方、映画館の利用者数は2020年のコロナ禍以前と比較して約30%減少しているという。しかし、私は映画館で映画を観ることが好きだ。映画館で映画を観るメリットとしては、臨場感のある体験が楽しめること、映画の世界に没入することで日常のストレスから解放されること、そして一緒に観た人との共有体験が得られることなどが挙げられる。例えば、『THE
FIRST SLAM
DUNK』を音響にこだわった劇場で観た際、音の振動が体に伝わり、肌が痺れるような感覚を味わった。まるで試合会場の観客席にいるかのような臨場感があり、何度も映画館に足を運んでしまうほどだった。また、映画に没入することで日常のストレスを忘れるだけでなく、脳が興奮して気分がリフレッシュされる。さらには、映画の中で人生のヒントを見つけることさえあると感じる。共有体験についても、友人と一緒にインド映画を観た後、その足でインドカレー屋へ行き、映画の感想を語り合いながら盛り上がるといった楽しみ方ができた。確かに、チケット代は高く、サブスクで観られる時代だが、映画館での体験は他では得られない貴重なものだと感じる。非日常の体験を味わうためにも、ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがだろうか。

Y・Mさん(♂)

私の趣味の一つにTRPG(テーブルトークRPG)がある。これはゲーム機を使用する訳ではなく、ゲームマスターとプレイヤーに分かれ、会話を通じて物語を進行させるアナログゲームだ。プレイヤーは自由にキャラクターを作成し、ゲームマスターが用意したストーリーを体験していく。その自由度の高さが魅力だが、人間同士のやり取りで進行するため、トラブルが発生し、ゲームが中断することも少なくない。以前に、私がゲームマスターを務めた際、相手と自分の間にある情報量の差を考慮せず進行してしまった結果、プレイヤーが困惑し、ゲームが思うように進まなかったことがあった。最終的に軌道修正を図りゲームを終えることはできたが、満足のいく内容にはならなかった。この経験から、成功には「相手の情報量に合わせて話すこと」や「相手の立場になって考えること」が不可欠であると学んだ。この教訓は仕事にも通じる。自分が知っている情報でも、相手は知らない可能性がある。情報共有が不十分なまま話を進めると、認識のズレや誤解が生じ、トラブルを招きかねない。そのような事態を防ぐためにも、相手の情報量や理解度を意識しながら伝えることが重要だろう。

K・M社長(♂)

先週、休暇を取り、娘と2人でマレーシアへ2泊3日の弾丸ツアーに行ってきた。初めて訪れる国で、日本とほぼ同じ領土を持ちながらも、イスラム教徒が多数を占める文化に触れ、レストランでは豚肉やお酒を提供しない店が多いなど、随所で日本との違いを実感した。ピンクモスクや首相官邸、最高裁判所といった建造物はどれも壮麗で圧倒される美しさだった。また、国王が13の州から持ち回りで選ばれるという、伝統的なスルタン制度を基盤としたユニークな体制にも驚かされた。マレーシア政府は経済成長を最重要課題とし、投資拡大を積極的に推進している。その成果は明らかで、2024年前半の経済成長率は5.1%を記録し、人口増加も相まって著しい成長を遂げている。日本とは対照的なこの状況に、勉強になると同時に、いずれ日本が追い抜かれるのではないかという危機感を覚えた。現地ガイドの方が「大切なのは発想力です。誰もが考えるような小さな改善や過去を踏襲するだけでは、未来は拓けません」と話していたのが特に印象的だった。誰も思いつかないようなアイデアを考え出す発想力と、それを実行する行動力。そして、目先だけでなく未来を見据えたビジョンの構築が、成長の原動力であるという。この旅行を通じて、企業もまた国家と同様に、成長を遂げるためにはこうした力が必要であると実感した。今回得た気づきを胸に、改めて目標を定め、未来を切り拓くための努力を続けていきたい。

M・Mさん(♀)

先日、美容院を訪れた際のことだ。担当の美容師さんがとても明るい笑顔で迎えてくれ、その笑顔に元気をもらい、気持ちが明るくなったおかげで、とても良い時間を過ごせた。その笑顔が印象的だったため、なぜ元気をもらえたのかを調べてみたところ、驚くべき事実が分かった。笑顔を見るだけでなく、自分が笑うことで脳内に「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌される。このセロトニンにはストレスや不安を和らげ、自律神経を安定させる効果があるそうだ。さらに、記憶力の向上や免疫力の強化、脳梗塞の予防にもつながるという。つまり、笑顔は人を元気にするだけでなく、自分自身にも多くの恩恵をもたらす。また、笑顔は相手に安心感を与え、信頼関係を築く力があり、コミュニケーションにおいても重要だ。これらのことを知り、私も日常生活で笑顔を心がけ、周囲の人々に良い影響を与えられるように心掛けていきたい。

R・Kさん(♂)

最近、私は読書にはまっており、中でもSF小説を特に愛読している。現代のホットな話題であるAI技術を例に取ると、私たちは多くの場合「何かを調べる」や「業務を効率化する」といった実用的な用途に目を向けがちだ。しかし、その技術が社会の風景や人々の暮らしにどのような変化をもたらすのかについてまで、深く想像する機会は少ない。一方、SF小説は、技術の発展がもたらす社会の姿を鮮やかに描写する。例えば、とあるSF小説には「巻貝」と呼ばれるアイテムが登場する。この装置は耳に装着することで、離れた人と会話をしたり、好きなタイミングでラジオを聴いたりできるものだ。作中では、この「巻貝」を四六時中耳に付けた一般人が描かれ、他者とのコミュニケーションが希薄になっている様子が克明に表現されている。この描写は、現代社会におけるスマートフォンやイヤホンの使われ方を彷彿とさせる。SF小説を通じて、普段の技術的な視点とは異なる角度から未来を見つめることができる。技術者として、常に進化するIT業界に携わる以上、こうした異なる視野を持つことは重要だ。視野を広げるための一歩として、皆にもぜひSF小説を手に取ってみてほしい。