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3分間スピーチ

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迎社長(♂)

企業風土と聞いて、どのようなイメージを持つだろうか。長年にわたり積み重ねられてきた価値観や思考様式、日々の行動パターンといったものを思い浮かべるかもしれない。調べれば数多くの定義や説明が出てくるが、要するにそれは、組織に息づく“空気感”や“文化”といえるものであり、持続的な成長や競争力を左右する大切な要素である。企業風土は一朝一夕に生まれるものではなく、日々の小さな積み重ねや、社員同士の関わりの中で少しずつ形づくられていく。先週末、TWSでは社員全員が参加する運動会が開催された。最近では他社でも、社員同士のつながりを深めるために色々な取り組みをしているようだが、運動会はまさにその代表格だろう。普段は部署や役職で区切られて仕事をしている仲間も、この日ばかりは同じチームの一員。声を掛け合ったり、応援したり、全力で走ったりと、仕事の場面ではなかなか見られない一面が次々に飛び出していた。勝ち負けを超えて、笑い合い、声を枯らすほど応援した経験は、普段のコミュニケーションをもっと自然で温かいものにしてくれる。こうしたイベントは単なるレクリエーションではなく、「一緒に働く仲間」としての気持ちを強くしてくれる場でもある。企業風土は数字で測れるものではないが、社員が「ここで働いてよかった」と思えるかどうかに直結している。運動会での一体感や思い出は、TWSらしい文化を形づくる大事なピースのひとつだ。こうした体験の積み重ねが、これからのTWSを支えていく確かな土台になっていくのだろう。

S・Kさん(♂)

先日、サーバーアップデート作業のためにお客様先を訪問した。そのお客様は2019年頃から約6年間、私がシステム保守を担当してきた方だが、これまでは電話やメールでのやり取りに限られており、今回が初めての対面となった。正直、今さら顔を合わせることに少し緊張もあったが、実際にお会いしてみると、電話やメールでの対応以上に得られるものが多かった。現場の雰囲気やお客様の人となりを直接感じられるのはもちろん、これまで出てこなかった要望や「前からお願いしたかった」という本音まで伺うことができた。さらに、保守対象のシステム以外の困りごとまで相談をいただき、6年間の関係性が一気に深まったように感じた。私が担当する別のお客様の中には、対面での打ち合わせや対応を重ねているケースもある。そのようなお客様とは、日常のやり取りを通じて信頼関係が自然と築かれ、新たな相談や案件へとつながることが少なくない。コロナ禍以降、行政機関や多くの企業でリモート対応が普及し、顔を合わせなくても業務が成立するようになった。しかし、あえて対面で会うことによってこそ生まれる信頼や関係の深まりがあるのではないだろうか。今回の訪問は、その重要性を改めて実感する機会となった。

E・Y部長(♀)

昨日までこの1か月間の中で、TWSではISOの内部監査および審査が行われていた。当社は4つの規格を取得しており、毎年秋には品質・環境・情報セキュリティの3つを対象とした統合審査が実施される。ISO規格を取得するメリットとしては「社会的信頼と信用力の向上」「取引機会の拡大」「業務プロセスの標準化と効率化」などが挙げられる。当社においても、会社をより良くするためにISOの仕組みを取り入れ、運用している。今回の審査は、私が前任者からISO事務局長を引き継いで初めての対応であったが、予期せぬ出来事が多く発生した。スケジュールの都合で予定より早く開始されたり、日程が変則的になったりする場面もあったが、その都度柔軟に対応してくれた各部門長には深く感謝している。審査の結果としては幾つかの指摘事項をいただき、その多くが慣れやマンネリから生じたものであった。一部の人だけが必死になっても改善は進まず、全員が当事者意識を持ち、当たり前のことを着実に実行していく姿勢が不可欠であると痛感した。今回の経験は、改めて襟を正し、基本に立ち返る必要があることを強く気づかされる期間となった。

Y・Kさん(♂)

シンギュラリティはいつ起こるのか。そもそもシンギュラリティとは、AIの知識や能力が人間を大幅に超えてしまう技術的特異点を指す。では、この特異点はいつ発生するのか。一般的には2045年と予測されてきたが、これはAIがまだ黎明期にあった頃に提唱されたものである。しかし近年は怒涛の勢いで発展を遂げており、一部の研究者は2026〜2028年にも到来しても不思議ではないと指摘している。私自身も、有名なクラウドサービスを運営する企業のサミットに組織の代表として参加した際、最新のAI活用事例や今後の技術動向を目の当たりにし、その進化の速さにただ驚かされるばかりであった。発展の速度についていくのが精一杯であると痛感する一方、今は「利用するだけ」の立場であっても、いずれは「利用してもらう」側の存在になれるよう、日々学び続けることを怠らないようにしたいと考えている。

R・Tさん(♀)

私には2人の子どもがいるが、それぞれ個性が大きく異なり、同じように接することの難しさを日々感じている。上の子はのんびりとしたタイプで、立つことや歩くこと、話すことなどをゆっくり身につけていった。一方、下の子は何事も素早く、立つ・歩く・走るといった動作も早く習得し、フットワークも軽く、お願いごともすぐに対応してくれる。ただ、イヤイヤ期もあり、言うことを聞いてくれない場面も少なくない。そうした時は、ご褒美を使って乗り切ろうとすることがあるが、上の子は「ご褒美があるから頑張ろう」と思えるのに対し、下の子は「先払い」でないと動いてくれないことが多く、まだまだ試行錯誤を続けている。このように、同じ我が子であっても性格や個性が違うため、より良いコミュニケーションをとるのは容易ではない。皆はどのようにより良いコミュニケーションを意識しているだろうか。私は口下手なこともあり、特に仕事では「過不足なく伝えること」「相手に不快感を与えないこと」を意識している。報連相や情報共有の場面でも、相手の性格や理解の仕方、その事柄への関心度に応じて伝え方を工夫できればと考えている。例えば、数字による説明が分かりやすい人もいれば、色分けや図解など視覚的に示した方が理解しやすい人もいる。同じ言葉であっても受け取り方は人によって千差万別である。だからこそ、これからも相手に合わせた工夫を重ね、より良いコミュニケーションを実現していきたい。

M・Iマネージャ(♀)

市区町村ごとに実施している給付制度の対象となったので申請をした。先ずは窓口に説明を聞きに行ったところ、制度の説明が書いてある紙一枚を渡され、申請方法は記載されているQRコードから申請するという簡単なものだった。最近はこんなに楽に申請ができるのかと驚いたが、実際に家に帰ってやってみると説明の通り確かに簡単なものだった。あまりに簡単すぎて逆にこれで大丈夫なのだろうかと少し心配になるくらいであった。というのも、申込み完了のメールが届く訳でもなく、申請履歴が見られる訳でもなかったからである。不安に思いながらも3週間程待っていたところ、見知らぬ番号からショートメールが届いた。長文だったので迷惑メールかと思ったが、申請した給付の支給決定通知であった。紙で来ると思ってもいたためこの通知方法にも驚いた。ただ、内容を確認してみると決定した旨が書いてあるだけで、この後どのようにして支給されるのかは相変わらず分からないままだったため不安な気持ちは解消されなかった。それから今は2週間程経つが、特に続報もなく待ちの状態である。制度自体は非常にありがたいし、申請方法の手軽さも良いとは思うが、もう少し詳しい案内があれば安心して待つことができるのではないかと感じた。私も総務を担当している上で社員の皆から様々な申請を出してもらう立場である為、申請の仕組み作りや案内の難しさはよくわかる。このような体験を生かし、申請する側の目線になってより簡単な申請方法やわかりやすい案内ができるように心がけていきたいと思う。

M・I支店長(♂)

IPAから「応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験におけるCBT方式での実施について」のお知らせが掲載された。CBT方式は、受験者が試験会場に赴き、用意されたパソコン画面で問題を読み、キーボードとマウスを用いて解答する。令和8年度(2026年度)の試験から移行する予定とのことだ。CBT方式における私が考えるメリットは3点である。1つ目は午後試験の記述式・論文で、文章の挿入や削除、構成の入れ替えが容易に行えることである。2つ目は漢字の書き取りによる減点リスクが軽減されること。キーボード入力で変換機能を活用できるため、漢字の正確さを気にせず解答できる。3つ目は、設定された期間の中で自分の都合に合った日時と会場を選んで受験できることである。これにより、仕事やプライベートの予定との調整が容易になり、受験のハードルが大きく下がる。一方で、デメリットもある。紙の試験では問題用紙の余白に図やキーワードを自由に書き込めたが、CBTではこれができず、情報整理がしにくい。また、複数ページにわたる長文問題では、紙の冊子であれば全体像を素早く把握したり関連箇所を簡単に見比べたりできたが、CBT方式ではマウスのスクロールやクリック操作で行う必要があり、紙媒体に比べわずらわしさを感じる可能性がある。さらに、公表されている情報は今後変更される可能性がある点にも注意が必要である。来年以降に受験を予定している方は、最新情報を確認し、自分にとってのメリット・デメリットを把握しておくことが望ましいだろう。

K・A取締役(♂)

身体づくりといえば、適度な運動や十分な睡眠に加え、食事の重要性が語られることが多い。特に健康意識の高い人は、油っぽいものを控え、野菜を多く摂取し、肉よりも魚を選ぶ傾向にある。その中でも近年注目されているのが「食物繊維」である。研究によれば、腸内細菌は健康や寿命に深く関わっており、食物繊維がその活動を支えている。食物繊維は豆類、きのこ、緑黄色野菜などに豊富に含まれ、腸内のビフィズス菌やロゼブリア菌の餌となる。これらの腸内細菌が食物繊維を分解すると、短鎖脂肪酸と呼ばれる体に有益な物質が生成される。短鎖脂肪酸の1つである酢酸は、肥満の抑制や代謝改善に効果があるとされ、さらに若返りや長寿の可能性とも結びついている。もう1つの酪酸と呼ばれる短鎖脂肪酸は、腸のバリア機能を高め、炎症を抑える働きを持ち、コロナウイルスを含む感染症にかかりにくくし、重症化を防ぐ効果があるという報告もある。つまり、腸内環境を整えることは、単なる消化や排便のためではなく、免疫力の維持や老化防止、さらには生活習慣病の予防にまでつながる重要な要素であると言える。老化を防ぐための身体づくりの第一歩として、日々の食事に食物繊維を意識的に取り入れることが不可欠である。小さな積み重ねが将来の健康を支えると考え、今日から実践してみてはいかがだろうか。

Y・Oさん(♀)

この1ヶ月ほど、子どもが通う保育園に外国から来た女の子が在籍していた。彼女は日本語が分からず、私の子どもも英語が分からない。言葉が通じないはずなのに、在籍最終日、園長先生から「彼女が特別にプレゼントをくれた」と聞かされた。ちょうど帰るタイミングが重なり様子を見ていると、言葉はなくともボディランゲージで通じ合い、楽しそうに笑い合っている姿があった。話を聞けば、三つ編みの仕方や園の教材の遊び方を教えてあげたり、絵本を読んであげたりと、甲斐甲斐しく世話を焼いていたらしい。普段は好奇心旺盛で落ち着きがなく、人の話をあまり聞かないため「手がかかる」と思っていた。しかしこの出来事を通じて、人に譲れる優しさや友達を引っ張るリーダーシップを持ち、多くの仲間から好かれる存在へと成長していることを実感した。少し親バカかもしれないが、一人の人間として尊敬できると感じた。仕事においても、こうした存在がいることでチームの雰囲気は明るくなり、コミュニケーションが円滑になり、プロジェクトの進行もスムーズになるのではないだろうか。人への気配りや優しさを忘れず、私自身も日々取り組んでいきたい。ちなみに、彼女からのプレゼントは「ドリームキャッチャー」であった。ネイティブアメリカンに伝わるお守りで、悪夢を取り払い良い夢を運んでくれるとされている。活発な息子を守ってくれるだけでなく、この出来事そのものが私にとってのお守りにしたい。

Y・Iマネージャ(♂)

先日、プロ野球の阪神タイガースが両リーグ最速で優勝を決めた。今年の阪神のテーマは「凡事徹底」であり、その意味は「なんでもない当たり前のことを徹底して行う」というものである。守備においてはゴロ処理やバント、走塁といったプロなら当然できるプレーを徹底的に練習・見直しし、1点を取る、1点を守る野球を心掛けていたそうだ。また、若手育成やレギュラー陣の固定など、各選手の役割分担が明確であったことも成果につながった。さらに試合後のミーティングに力を入れ、特に負け試合を細かく分析したという。若手選手のエラーで敗れた場合も、責めることはせず「なぜそうなったのか」をチーム全体の責任として捉えた。自分がミスしなかったから良いのではなく「自分ならどうするか」「ミスを未然に防げたか」「ミス後にリカバリできたか」と考える姿勢が重視された。個々のプレーであっても、チーム全体で共有し学ぶことが大切だとされていたのである。仕事も同様で、トラブルが発生したときにチーム内、事業部内、さらには会社全体としてどう考えられるかが組織の力となる。当事者意識を持つことで、会社としてTWSが一つにまとまれるのではないかと感じた。